うつ病休職日記 2024.6.21~24

今週末はなんかバタバタとつかれたなあ。

2024.6.21(金)
通院。主治医に、最近の調子やできるようになったことを伝える。
(薬変えてからしっかり眠れること、意欲向上を若干感じ始めたこと、簡単な読書はできたこと、でもまだ食欲は回復してないこと、など)

主治医は「良い調子ですね!今の薬があなたに合っているようです。この調子で続けば、予定通り3ヶ月で復職できますよ」とのこと。

ほっとした。
復職の想像なんてまだ全然つかないけれど、一方で状態が「向上している」この感覚を、主治医が肯定してくれたのが何よりありがたかった。

この週あたりから少しずつだけど、休職開始してから「人生を生き直している」と思うようになってきた。
朝、起きれた。薬を飲めた。10分断捨離した。10分なんとか歩けた。お風呂に入れた。眠れた。読書も簡単ならできるようになった。
すべてゼロから、ではないけれど、「できることを増やしていけている」という感覚。
もちろん抗うつ剤のおかげだというのは理解しつつも、単純に「できた」「できるようになった」というのが、いちいち嬉しい。

仮に2ヶ月後に職場復帰したとして、同じ感覚を持ち続けられるかはわからないけど…というかそれが今の一番の不安ポイントだけど…
自分を肯定することが極端に苦手だった自分が、一度休職という「人生リセット」を通じて、「できた」という言葉を発せるようになったのは、わたしの中ではかなり大きな意味を持つ、と思う。

とはいえ、自分を全肯定できるか、というとやっぱりまだまだ違う。
苦しみに蓋をしつつ、薬にも頼りつつ、で、人生の「根本解決」をしているわけではないのだろうし。
例えば、最近読んだ本で、途中でギブアップしたものがあった。そこに書かれていたのは、「自分を大切にしよう」という言葉。
わたしにとって、今いちばん苦手なワードかもしれない。元々「自分なんて大切に扱われるような人間ではない」と脳に深く深く刻み込まれている。
・・・と考え出すと、また脳が過活動して疲労しちゃいそう。えいっ。出てきかけたいろんな不快な記憶に蓋をする。本も閉じる。
そんな感じで、嫌なことはなんとか逃げながら、できることに着目しながら、生き直している。

今後、人生の「根本解決」に着手するかどうか。
それは今は考えない。考えるとしたとしても、今の病気が一旦落ち着いてから、でいい。根本解決しなくてもある程度快適に過ごせるなら、それでもいい。ま、後で、後で。

この日はこの後に歯医者にも行った。病院のハシゴ。体力的に相当疲れた。


2024.6.22(土)
前日の疲れもあり、ほぼ1日動かず過ごした。読書もなし。
夜に少し疲れが和らいできたので、ちょうどいいやと楽天のお買い物マラソンで走った。
来月になったら運動量を増やす計画。まずは近所の散歩くらいからかな。ということで、ウォーキンググッズをちょいちょいとポチってみた。


2024.6.23(日)
とある試験を受けた。元々趣味だったもの。
大雨で、試験会場に着いた時にはずぶ濡れだし、試験そのものもタフだった。
が、今の自分は無理をしてはいけないのだ、と自覚(というかそう体感してしまった、というべきか)しているので、成果を求めず「とりあえず受けた」レベルで進めた。
前回同じ試験を受けたとき(休職前の希死念慮MAXのとき)ほどの強い疲労は防げたけど、でもやっぱり疲れた。そりゃそうだ。
まあ、でも、「受けることができた」。よし。


2024.6.24(月) やっと本日
まだやはり疲れが残っていた。疲れとは別に、ちょっと貧血気味でもあるようだった。そんなわけで大半ベッドに横になってた。
でもお昼に少しだけ、部屋の片付けができた。
夜になり症状も落ち着いてきたので、ここ数日のことを忘れないうちに…と今この日記を書いている。書けた!できたこと、また増えた。しばらくはそんな感じで日々を過ごしていこう。


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