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みやけ たくや【Takuya's Writing Space】
2018年11月3日 17:25
「今日もか。」本日都合により休業いたします。1週間近く、この紙が入口のドアに貼られている。ここの店でだけの関係だったマスターとはメールアドレスどころかこの店の電話番号すら知らなかった。ここに来れば必ず会えると思っていたからだ。いつもなら鍵が開いているドアもずっと鍵がかかったまま。「今日は帰るか。」そう誰に言うでもなくひとり呟き、家路につく。家に帰