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かつての好きだった人を思い起こすトリガーってあるよねって話

秋の長雨だか何だかしらんけど、
この夏の時期に降る雨に憂鬱になりながら今日も
サカナクションがイヤホンから流れている。

サカナクションといえば、
これを聴き始めた頃付き合っていた彼女を思い出す。

何かをトリガーに好きだった人を思い出す事って
しばしばある。

今日はそれについて話したい

ふとした時に思い出す好きだった人の思い出

 以前話したと思うが、かつて好きだった人の記憶って美化されちゃうよねって話の続きになる。
(該当記事はこれ)

本来これって辛い物なんだと思う。
好きだった忘れたい人の思い出が自分の中に
呪いとして滞留しているのだから。

ふとした時に耳にした曲も、
街中で香る香水や柔軟剤も、一緒に見た映画や景色や
思い出の場所が全て苦いものになってしまうと思うと
なかなかに酷なものだと思う。

だがそれは「未練たらたら」前提の事だろう。
別に未練もなく振り切ってしまえば割と苦しくは無い。

そのかわり、「懐かしい気持ち」になる気がする。
別れ方にもよるが、かつての思い出は懐古趣味の僕には味わい深い物なのだ。

プール授業のあとの夏の風

皆一度は経験したことはあるであろう
夏のプール授業の後
窓から入り込む夏の風が心地よいことを。

あれを超える風を感じる事は日常生活で
なかなかない気がする。

かつての思い出もそれに近しい。あの風を思い出す様な感じに近いのだ。

あの時はOOだったな〜、
とまるで青春時代を思い起こす様な感覚。

やはり未練が無いと清々しい気持ちでかつての記憶と向き合えるし、決して悪い記憶として残るわけでは無い。

未練があると前回の記事の様に複雑になってしまうのだ。

これは男性からの目線での意見なので女性の場合は
どうなのだろうか。女性は結構過去の男との記憶執着しないと以前記事で見かけた。

僕が大事にしている思い出を相手が何とも思ってないというのは少々寂しい気もするが、そんな事はまぁどうでもいいだろう。

…いや、やっぱり少々寂しい。ちょっとだけ。

トリガーは五感に作用することで現れる

かつての恋人や好きな人を思い出す契機になる「トリガー」は五感によって引き出されるものが多い。
要するに自発的に思い出す、というより何かが五感に作用して初めて思い起こされるといったものである。

特に、「音」と「香り」だ。

視覚情報は日常生活の中で目まぐるしいほどに入ってくる。
故に記憶に残る視覚情報というのはなかなか難しい。
それこそ壮大な自然の景色や一流ホテルから見る夜景などバックグラウンドに起因する特殊な条件に限るだろう。

味覚に作用する場合は手料理といった物だろうか?
だがなかなか人の手料理を完全再現してみるのはレシピがない限り難しい。ゆえに味覚によって思い起こされるのはなかなかない。手料理の味を恋しく思う事はあるだろう。

一方で特徴的な香りや特定の音楽というのは情報として
特異性を持ち、共通のものが流通している事を考慮すると比較的トリガーになりやすい。

大抵の人間は1日に意識して嗅ぐ行為は視覚情報を得るよりはるかに少ないはずだ。音に関しても音楽となるとその曲特定の物なので判別しやすく日常の中で影響が大きい。

例えば香水とかタバコの煙だ。
僕は香水をBurberryのWEEKEND for Menを使っている。
一部の人にとって僕の香りは香水とタバコのpeace Aromaのほのかに甘い香りが混ざった物だと言われる。

この香りというのはその人特有のものが多い。
シャンプーだって何百種とあり、柔軟剤だって種類豊富だ。その中で同じ組み合わせや同じ香水、同じタバコの煙など嗅ぐとトリガーになりうるのだ。

そういえばつい先日「香水」という曲が流行ったが
まさにあの歌詞のまんまだろう。
「君のドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」

まさに香りによるトリガーの臭すぎるぐらい良い例だ。

音もそうだが、オススメされた曲というのは
ずっと記憶に残る。

このご時世いつでも音楽が聴ける時代となり
まして有名な曲だった場合は街中でも耳にするだろう。

結果として僕の場合YUIとかMrs.GreenAppleとか聴くと
なんだかむず痒いというか甘酸っぱいというか、
かつての事を思い出す。

あくまで懐古以上でも以下でもないのだが、
ともかく音によるトリガーは一番多い気がする。

トリガーとの向き合い方

さてではこれらのトリガーとの向き合い方だが思い当たる節のある方にお尋ねしたいのだがどんな印象をお持ちだろうか?

あまり思い出したくない苦い記憶なのか。
切なくなってしまうつらい記憶なのか。
はたまた色も香りもないただの記憶なのか。
そもそも忘れてしまったのか。

人によって様々だが一つ苦しんでいる方に結論を言うと
きっと時間が解決してくれるものだと思う。

先ほども記載したが、夏のプール授業後の風と同じ、
爽やかなものに後々なる。

そう感じれるようになるっていうのは自分自身が
成長した証でもあるのだ。
大人になった自分を褒めてあげて欲しい。

そうやって
少しずつ余裕のある大人になって行く気がする

先日の記事で「モテる人は余裕とギャップを有する人」
とお伝えした。

要するに妬いて妬かれて恋に焦がれて、恋愛慣れした
余裕ある大人になるのではないだろうか。

恋愛慣れしてるモテる大人もかつては泥臭い恋愛を
経験している事を知っておいて欲しい。
最初からスマートな恋愛ができるわけではないのだから。

胸を張れる恋愛を…。

小学生や中学生っていうのは恋愛しているとイジられる。
あいつが誰々と付き合ってるとかヤイヤイ言われる。
周りに知られたくないというのも特有の感情だが、
そういうのを経験しているうちは花なのだ。

大人になっても恋仲を知られたくないとかいう方もいる。
インスタとかTwitterで見せびらかす様な恋愛をする必要は
ない訳だが、堂々と付き合う事が大事な気がする。

恥じらいによってコソコソした恋愛は見ているこちら側が
恥ずかしくなってしまうものだ。

一方で振り切っている
カップル系YouTuberというのも最近人気を博しているが
正直何がいいのかさっぱりわからない。

というのも恋愛に対する憧れが僕の場合ないからなのだろう。

ともかく恋愛のあり方は十人十色なので
様々なカップルがいて良いわけだが、
胸を張って「恋人はいるよ」と言える恋愛をしたいものだ。

その方が別れた後も
比較的後味の良いものになると思うからだ。

恋人の存在を隠すのは、不和の先駆けになってしまうのを
肝に銘じておいていただきたい…。

最後に

さてこの記事を読んで頂いた方にぜひ協力頂きたい。
今回の記事でテーマとなった「トリガー」。
ということで皆さんのトリガーを教えて頂きたい

OOを聴くと思い出す…とか
あの香りを嗅ぐと…みたいなエピソードをコメントに
記載して頂けると嬉しい。

ちなみに僕のトリガーをいくつか載せると以下のようになる。

Mrs.Green Apple.  /恋と吟
エピソード:
気持ちだけ伝えた女性に告白したその日に勧められた曲。
当時は歌詞に深読みしてしまっていた。
何を思ってこれを勧めてくれたのか。
それともただの気紛れなのか。
今となってはわからない事だが、この曲を聴くと
寒い早朝にこれを聴きながら歩いて帰った思い出が蘇る

The Chainsmokers. /Something Just Like This

エピソード:
想い人がかつて教えてくれた曲。
I want something just like this.
(私はただ愛おしく寄り添ってくれる人を求めてる)
お互いの距離感をわかっている女性から
教えられたのもあり心に刺さった思い出がある。
女ってずるいよなぁ〜と思うアホな男の嘆き。

Mol-74(モルカルマイナス74) /エイプリル

綺麗な歌詞に綺麗な音。晴れやかな気持ちと少し哀愁漂う。
気持ちが晴れた当時の自分を思い出す曲。
誰かを思い出すというより、誰かに恋焦がれていた自分を
思い出す曲。
これを聴きながら半蔵門線によく乗っていた。

大概のエピソードというのは多少小っ恥ずかしいものだが
皆それを経て大人になっている。
僕だってそうなのだから。

みんなの少しほろ苦く、今では少し恥ずかしい
そんなエピソードをお待ちしている。

written by ポロポロ



名前:ポロポロ
東京でなんとか生きてる24歳。
酒と映画が好き。カメラマンもしている。
仕事は教育系。
セミナーを開きたいと今日この頃思う。
noteは不安な夜に自分の気持ちを書き始めたのが
きっかけ。
モチベーション理論系の記事と独り言とたまーに
人付き合いについて書いている。

Twitter @ryunenkowakatta
Instagram  @chanry1152
E-mail photo.1152@icloud.com

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