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神戸とリオ姉妹都市55周年記念企画wsコーヒー堆肥についてのお話~日本(神戸)とブラジル(リオ)、人と自然をイメージしたコーヒー堆肥🌱

🌱神戸を中心に、パーマカルチャーデザイナー・コンポストアンバサダーとして活動している
安川エリナといいます🌎
ときどき愛ウサギのピィも登場します🐰
アートや写真、美味しいもの、旅や街歩き、動物植物好きで気ままに出没します(*^^*)


【今回の企画】
神戸×ブラジル・リオデジャネイロ姉妹都市提携55周年記念「神戸のカフェに55(Go Go )!!キャンペーン」関連企画
萩原珈琲の麻袋でつくる育苗ポットワークショップ』
萩原珈琲株式会社が継続して取り組むアップサイクルワークショップ、廃棄されるコーヒー豆の麻袋を使って育苗ポットを作り。このポットは苗が育つとそのまま土に植えることができます。麻袋は土に触れると少しずつ分解され、数か月をかけて土へと還って行きます。
そして今回コラボさせて頂くことになり、
日本(神戸)とブラジル(リオ)、人と自然をイメージして、スミコカフェで出た萩原珈琲さんのコーヒーかすから、コーヒー堆肥を作ってみました🌱
ブラジルの珈琲と日本の米(米ぬか)から生まれた堆肥で、珈琲の麻袋ポットで芽吹いた植物を一緒に育てませんか?

2024年10月14日(月祝)
@スミコカフェ(CAP/KOBE STUDIO Y3/海外移住と文化の交流センター)
14:00~17:00
協力:萩原珈琲株式会社
参加費:1,000円(コーヒー1杯・麻袋育苗ポット・コーヒー堆肥・55キャンペーン記念ステッカー付き)
予約不要、随時受付/未就学児は保護者同伴/所要時間:約20分

*14:00〜 萩原珈琲株式会社代表取締役 萩原英治氏と、パーマカルチャーデザイナー 安川エリナ氏による、廃棄物活用や持続可能な農業についてのミニレクチャーあり(各10分程度、聴講自由)




【自己紹介】
神戸生まれの神戸育ち
アートや旅、写真
自然、動物植物、ウサギ好き
パーマカルチャーデザイナー
コンポストアンバサダー/コンポストワークショップ
アニマルコミュニケーター
ナース、CM

【活動場所】
実験花壇・百庭(北野町西公園内・市民花壇)、トランジション・タウン神戸北野
CAP/神戸文化祭

【活動を通じての思い】
好きなものや場所、人との繋がり、動物や植物との繋がり、アート、パーマカルチャーやアニマルコミュニケーションを学んたり体験したり実践したりすること、
植栽活動やコンポストのワークショップなど、学んだり感じたことを伝えたりすることは、表現のひとつの形として、
それらを通じて、自分自身も成長したり、周りの人や小さな地球から、大きな地球まで感じて繋がれるひとつになれたらいいなと思います。






《コーヒー堆肥についてのお話~日本(神戸)とブラジル(リオ)、人と自然をイメージしたコーヒー堆肥》

今回、萩原珈琲さんの麻袋から作られた育苗ポットに、コーヒー堆肥をオマケとしてお付けしました。

なんでコーヒー堆肥???
ブラジル(リオ)といえば、コーヒー!
日本(神戸)といえば、お米!
これが組み合わさったら!!!
なんと!!
ひらめきました!
すでに自然の中でも、ブラジルと日本は、
友好ベストマッチな存在だったのです!!

そんなお話をさせていただきます。
そして、ぜひ、
麻袋ポットから芽吹いた植物を、
コーヒー堆肥で育てていただくことで
日本(神戸)とブラジル(リオ)
そして自然との友好をイメージしていただけたら
嬉しいなと思います。



1.堆肥ってなに???

植物が成長するための栄養。
この堆肥は、コンポストとも呼ばれます。

さて、どうやって植物の栄養(堆肥、コンポスト)は作られるでしょうか、、、?

2、堆肥(コンポスト)ってどうやって出来るの?

植物には、私たちのように噛んで食べたり、消化したり出来る部分がありません。
代わりに、根っこがあるけど、そこから栄養として吸収するには、
大きい有機物から小さい無機物へ変えてあげる必要があります。

そこで、必要な存在が3つあります。
この3つが揃えば、小さな地球みたいになります。

①微生物、、、私たちの気づかないとこで身近に無数の微生物がいます!
②微生物の家、、、温かくて風通しが良くて、頑丈で、部屋がたくさんあったら沢山の微生物が快適に住めます
③微生物のゴハン、、、有機物、私たちが食べたり出来ない部分(生ごみやなど)も立派なゴハンになります

3.なんでコーヒー???そして、お米となんで???

⑴コーヒーかす
私たちが飲む為にコーヒーを淹れた際に、コーヒー豆の硬い部分が残ります。私たちでは硬くて食べたりすることは難しく、コーヒーかすとして
ゴミとして捨てられてしまう部分です。

でも!!!コーヒーは飲むだけでなくて、コーヒーかすもスゴイんです!!
それは、、、

コーヒーかすには、細かい気孔がたくさんあり、
微生物たちの快適な家になれます。
ただ、そのままのコーヒーかすには、植物の成長を阻害する成分が含まれています。なので、コーヒーを淹れてすぐに土に混ぜてしまうと逆効果となってしまいます。
でも、微生物たちが分解してくれる(堆肥化)ことで、その成分が消えてくれるんです!

⑵米ぬか
つぎに、日本のお米ですが、私たち人間が食べれる部分は内側の一部だけです。外側の硬い部分や間の部分は、これまたゴミとして捨てられてしまします。

でも!!!!お米は、白いところだけでなく、間にある米ぬかもスゴイんです!!!

お米は、種として次の子孫を残すために、芽を出し成長する為の栄養分をたくさん蓄えているのです。その大部分は、ゴミとして捨てられてしまう(私たちが食べてない)部分に多く含まれています。それが米ぬか部分なのです。
これは、微生物たちのゴハンともなり、分解された後は、植物たちの有難い栄養に姿を変えてくれます。
米ぬかの場合も、コーヒーかす同様そのまま土に混ぜてしまうとダメなんですっ!
分解される時に出る熱によって植物の根っこが傷んでしまうからです。。。
この場合も、微生物たちが予め分解してくれること(堆肥化)することで、植物たちにダメージを与えずに栄養として役に立ってくれるんです!

⑶微生物
そして、主役として働いてくれる微生物は、目に見えてなくてもあらゆる所に存在しています。
この小さな目に見えない微生物たちが、私たちに代わって、私たちが食べれない生ゴミ、米ぬかなどの有機物を分解して、植物が根っこから吸収できる小さな形(無機物)に変えていってくれるのです!!
今回、コーヒー堆肥を作るにあたり活躍してくれた微生物は、私の活動場所でもある実験花壇・百庭(北野町西公園)からやってきた落ち葉に住む微生物達です。白い糸みたいな模様に見える部分がその微生物たちです。
街路樹や公園の落ち葉も、
厄介者としてゴミとして扱われてしまいがちですが、じつは植物や私たち人間含め動物達にとってとても大事で欠かせない、小さくて大きな存在なのです!



4.皆さんにイメージして頂けたら

さて、どうでしょうか??

コーヒーかすと、米ぬかってスゴイ存在じゃないでしょうか??
そんな、2つが組み合わさると、微生物や植物たちにとって、最強なベストフレンズだと思いませんか?

コーヒーかす(微生物の家)×米ぬか(微生物のゴハン)×微生物
⇒植物のゴハン !
⇒私たちのゴハン!!
⇒地球の循環のサイクル!!!

それは、私たちにも繋がっています。
ゴミとして厄介者にされてしまうかもしれなかった
コーヒーかすや米ぬかのおかげで、植物たちが育ち、その恵みとして私たちが生かされているような
そんな生命の繋がりになってるのではないでしょうか?
まるで、国境を越えて日本とブラジルが友好な存在であるように。
そのことに気づき、身近でもこの繋がり、お互いの存在を大事に感じ、
生かしあうことで、
自然も人も生かされあっていけるのではないでしょうか?

コンポストに限らず、お手本は自然の中(森の中、山の中、地球の中)に沢山あります。
そして、身近な公園や庭、私たちの体の中、
気づけるきっかけって色々あるのかもしれません。それに気づけると、面白くて
そして、それらが壊れていってしまってる現状。それは、遠く外国でも、近く私たちの住む神戸の街でも。それらに対して不安や恐れ、悲しさも感じるかもしれません。
それらに気づけたとしたら、何か小さなことから変えられたり、大事にできるかもしれない、いろんな可能性が生まれたりできるのかもしれません。

今回をきっかけに
麻袋ポットから芽吹いた植物を、
コーヒー堆肥で育てていただくことで
日本(神戸)とブラジル(リオ)
そして人と自然との友好をイメージしていただけたら嬉しいなと思います。


5.身近なところからパーマカルチャー

こういう地球や自然との持続可能なつながりをイメージできるのものとして、パーマカルチャーがあります。
もともとは、1970年代のオーストラリアで提唱されたものですが、この日本の伝統的な暮らしや里山の中でもすでに培われていたもの、モデルにされるような形があります。




パーマカルチャー=パーマネント(永続性)+アグリカルチャー(農、自然)+カルチャー(文化、人)

3つの倫理:地球への配慮、人への配慮、余剰物の分配
4つのキーワード:循環性、多様性、多重性、合理性





* 実験花壇・百庭(ひゃくにわ) [兵庫/神戸・北野町]
かつて花咲く綺麗な憩いの場から、放置され雑草だらけの荒地になった北野町西公園を、2022年より百窓文庫・おのはらのりこが愛兎と共に開墾。
市民花壇として、種と苗のクラウドファンディングも活用し、私も含めた植栽メンバー達と、日々パーマカルチャーなども取り入れながら実験的に再生・成長している場所です。
2024年春より月1回のオープンガーデン「百庭Day」も開催し、庭の手入れをしながら、自然や季節を身近に感じ、ハーブなどの恵を皆さんと美味しく頂いています。
手作り堆肥(コンポスト)も活用し、交流や循環の形になればと思っています。植物達を一緒に育てる活動に参加してみませんか。お気軽に遊びにきてください。
https://note.com/hundred_ garden   

https://www.instagram.com/hundred_garden10028

*トランジション・タウン神戸北野
2024年、実験花壇・百庭メンバーを中心に立ち上げました。
多種多様な人々が集まる、海と山に囲まれた自然豊かな地で、人や動植物が繋がっていくことのできる地域での活動。そして、植物や動物、自然を通して、人間らしい生活を、アートやファッションなどの文化も視野に入れながら、それぞれの個性や技能を活かし、活動していきたいと思っています。
https://transitionjapan.net/initiatives/kansai/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E7%A5%9E%E6%88%B8%E5%8C%97%E9%87%8E/


<コーヒーかす(珈琲抽出後の粉)>
*sumico CAFE & BOOK+GATHERING/萩原珈琲「sumico」は、cafe( 神戸の萩原珈琲さん、堀江座やヒンホイcurry、旅する料理人ラココットさんメニューが味わえる場所)+art book(アートブックやカルチャー誌、絵本やZINEなど幅広いジャンルの本が読める)+shop(アーティストグッズや作品、関連書籍が買える)+gathering(食や生活、アート、音楽などの様々なプログラム)が組み合ったコミュニケーションスペース。
神戸北野のKOBE STUDIO Y3、神戸市立海外移住と文化の交流センター(ブラジルへ移民達を送り出した歴史的建物)の1階にある。神戸登山サポート店ともなっている。
「KOBE STUDIO Y3」は、C.A.P.が運営するアートプロジェクト。 C.A.P.(芸術と計画会議)は営利を目的としない、文化活動を推進する組織で、神戸を拠点として社会とアートを繋ぐ様々な活動を行っている。様々なアーティストがスタジオのドアを開け、活動を公開。CAPメンバーがワークショップや展覧会などのプログラムを企画している。https://cap-kobe.com/
「萩原珈琲」は、昭和モダン隆盛の華やかなりし神戸で、1928年(昭和3)創業。炭火焙煎こそが萩原珈琲。手間はかかるが、おいしい珈琲ができる。時代に流されず、流行に惑わされず。生豆は「いいもの」でないとあかん。鮮度へのこだわり。震災を乗り越えて、ただ真っ直ぐに「本当においしい珈琲を」という思いを創業時のままに時を経てますます深くなっている。 https://www.hagihara-coffee.com/index.html


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