フードロスを通して、生活をより豊かに。「夜のパン屋」・「ロスゼロ不定期便」が行うフードロス削減への取り組み。〈2023年4月8日~2023年4月21日〉
「食」に関するPRを多く手掛ける株式会社ppcでは、昨年より『フードロス削減プロジェクト』をスタート。
フードロスに関するニュースや、フードロス削減に取り組む学生団体等へのインタビューを発信し、ご覧いただく方にフードロスをより“自分事”として捉えてもらうべく、日々活動を行っています。
33回目となる今回のニュースまとめは、「夜のパン屋さん」、そして「ロスゼロ不定期便」のふたつをご紹介。
一体どのようなサービスとなっているのか、早速チェックしていきましょう!
生活困窮者らが夕方、街のパン屋で売れ残った商品を買い取り、そして再販売する「夜のパン屋さん」。
パンはどれくらい売れるのか事前に予想して焼き上げる必要があるため、どうしても売れ残ってしまい廃棄せざるを得ないパン屋も少なくありません。
「夜のパン屋さん」では、そんな売れ残ってしまったパンを買い取り、そして販売することで、自らパンを焼くことはないものの、生活困窮者も、そして街のパン屋も共に恩恵を得られるのです。
パンの廃棄を防げるためフードロス削減につながるのはもちろん、生活困窮者やパン屋の支えにもなるうえに、仕事の関係などで、早朝や日中にパン屋に行けない方にとってもうれしいサービスなのではないでしょうか。
現在都内では田町駅前のほか、東京メトロ神楽坂駅前、飯田橋の駐車場など、決まった曜日にお店を開いているので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
コロナ禍に入り一気に広がった「サブスクリプションサービス」。実はフードロスに関するサブスクリプションもあるんです!
今回紹介する「ロスゼロ不定期便」は、2か月に1度必ず食品が届く、いわばフードロスのサブスクリプション。
送料込みの5000円で、定価1万円相当の商品が入っており、重量にして5kgほどの食品が届きます。中身は完全におまかせで、常温で配送できる商品のみとのこと。
この不定期便には、百貨店でしか購入できない商品も多く同封されているので、普段の生活ではなかなか見かけることの少ないお菓子や商品が、お手ごろな価格で手に入るのもうれしいポイントです。
何が送られてくるかわからないワクワク感を楽しみながら、フードロス削減にもつながるこちらのサービス、気になる方は、ぜひ利用してみてください!
いかがでしたか?
今回紹介した「夜のパン屋さん」や「ロスゼロ不定期便」のほかにも、フードロスに関するサービスはさまざまなものがあります。フードロス削減に関心・興味のある方の参考になれば幸いです!
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