春に聴きたい隠れた名曲
春ソングの特集がテレビでやっている。
コブクロの"桜"、森山直太朗の"さくら"、嵐"SAKURA"、などは誰もが思い浮かべる不動の定番春ソングだろう。
新たなスタートや出会いに対するわくわくさや、
不安を覚えながら前へ進む直向きな気持ちを歌うことが多い。
その中でもテレビでは決して紹介されない、隠れた春の名曲を紹介しよう。
1.桜が咲く前に/きのこ帝国
私の大好きなバンド、きのこ帝国。
猫とアレルギーというアルバムに収録されている曲だ。
ピアノの何とも言えない不安が混じったような切ないメロディから始まる。
が、最後には希望を抱いて前を向く様子が聴いてて感じられるだろう。
真夜中の公園に忍び込んでさ
星空をただ見上げてた
飲めやしないお酒片手に
どうしても叶えたい夢があってさ
ここじゃ多分叶わない気がするんだ
桜が咲く前に
ここを出てゆくことにしたよ
春から新天地で新しいことに挑戦する方には、支えになる一曲ではないでしょうか。
2.夢見るバンドワゴン/andymori
春ソングの定義が分からないので、
私的春に聴きたい曲になってしまうことをご了承ください。
andymoriの宇宙の果てはこの胸にというアルバムに収録されている。
心ない罵声を浴びることもあるけれど
途切れることのない情熱を連れていく
空 いっぱいの空
忘れたはずのメロディ
君が手を振ってくれたこと
夢見る丘に立ち
生まれた街を見下ろし
ちょっと黄昏の風に吹かれて
誰しも辛いことはたくさんあり、俯きがちの人生になってしまうけど、
目線を少し上げてみようかな、と思える曲ではないでしょうか。
3.canvas/赤い公園
未だに赤い公園を聴くと涙ぐんでしまう。
もっとたくさんの曲を聴きたかった。
赤い公園の赤飯というアルバムに収録されています。
これから何度も同じような季節が来ても
二度とない気がして
今だけは
ぼくらの日々まで春はさらっていくの
やけに眩しくて
途方に暮れる
ひとひらの祈り
時よ止まれ、なんて
春が過ぎたら希望は消え去ってしまう。忘れ去ってしまう。寂しいけどそれがこの世の条理なんだよなぁ。
4.君がその気なら/チャットモンチー
悩める大人も子どもも男も女も
全ての人に向ける応援ソング。
チャットモンチーの共鳴というアルバムに収録されている。
短冊100枚書いてる
スリムでタフな乙女たちよ
この星で生き残るのだ
誰もが良い子でいたい世界で
君は敵を探している
これがエネルギーになるのを知っていたんだね
嘘を本当のように売ってしまわないで
本当を笑いに変えないで
生命線は続いている 君がその気なら
頑張り方って人それぞれだけど、空回りしちゃいがちなのが春。でも、あなたはそのままで、決して自分を失わないように生きていこうと思える曲。
5.吹き抜く風のように/GLIM SPANKY
特に社会で働いている人たちは勇気をもらえる曲だと思う。
GLIM SPANKYのBIZARRE CARNIVALに収録されている。
枝先に膨らむ蕾が
やっと色づいてくる今日を
何人気付けるのだろう
何にもない
縮こまることなどない
生き様や価値観に答えはないよな
眩しい陽のように静かな影のように
曲がらない信念を握りしめている
自分の信念だけは守っていけば何者かになれる。私らしく生きていこう。
背中を押して欲しいとき聴いている曲。
いかがだっただろうか。
春というより、応援ソングが多くなってしまい申し訳ないがどれもとても良い曲なので是非聴いてほしい。
新生活を迎える方、新たなことを始める方、
無理せず頑張っていきましょう!
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