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実戦的な練習にするために


こんばんは。かえもんです。

 今日で1学期が終わりました!
 明日から夏休みです!教員をしていてある意味で最もテンションが上がる時期かもしれません。

 さて、今日は明日の練習メニューについて考えたことをここにまとめておこうと思います。

 今、自分のチームは新チームに変わったばかりで基礎からやり直すことが求められる状態です。
ボールの持ち方、ボールのもらい方、止まり方、シュートの打ち方などなど挙げ出せばきりがありません。それらを限られた時間の中で鍛えるというのはかなり工夫が必要です。そのために、「複数の要素を組み合わせた練習というのも求められます。」
 例えば、パッサーとシューターを用意してシューティングするときに、パッサーがただチェストパスを出すのではなく、練習させたいパスを指定してやらせる、といった感じです。

 また、ただ基礎練習だけをしていても、試合になった時に練習したことが成果として出てこないこともよくあります。

 その原因として考えられることとして
「試合の状況やプレッシャーを再現できていないこと」があります。
 さらに、具体的に書くと「試合で起こりうるプレーを練習しているかどうか」が大切だということです。

 例えば、「対面パス」という練習があります。これは向かい合ってパスを出し合うという練習なのですが、試合で真正面からパスが来ることはほとんどありません。むしろ、横からとか後ろから来ることの方が多いです。つまり、「対面パス」をし続けると、正面にパスを飛ばすスキルは伸びるが試合で使えるパスの練習にはなっていないということです。

 さらに、このことを「ゴール下のフィニッシュドリル」に置き換えても同じことが言えます。
よくある練習はウイングでミートしてドライブというドリルです。
 これは、試合で必ず起こるシチュエーションなので練習する価値があります。このドリルだけしているとウイングからのドライブは上手になります。しかし、コーナーやガードポジションからのドライブが上手になるかどうかは不明です。
 さらに、チームのオフェンスに合わせてドリルを少し変えるとより実戦に近くなるはずです。例えば、ローポストを多用するチームならローポストからのパスを受けてからのドライブを練習するべきです。また、ハンズオフから展開するチームなら、ハンズオフをしたあとのドライブを練習するべきです。

 このように、実践で起こりうる状況を再現しながら、基礎を身につけてもらうために反復練習をするというのが最も効率が良いのではないかと私は考えています。


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