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やらないことを先に決めよう


こんばんは。かえもんです。

 連日暑い日が続いていますが、相変わらず部活漬けの日々を送っています。

 さて、今日は「やらないことを決める大切さ」について書こうと思います。

この時期、初心者チームではやるべきことがたくさんあります。

フットワークから始まり、ボールミート、シュート、パス、ドリブル、1on1スキル、リバウンド、ボールマンDFなどなど…。あげ出せばキリがありません。さらに、どれもバスケで結果を出すためには必要な技術です。

 だから、コーチの思考としては
「やらなきゃいけないことが多すぎる!」となってしまいます。頭の中がぐちゃぐちゃになってしまうのです。

 そこで、「これをしなければいけない」ではなく「これは今年はやらない」ということをまず考える必要があります。

 その理由は単純で時間がないからです。
部活に与えられた時間は2年と5.6ヶ月。
さらに、毎日練習できるわけではないし、1日の練習時間も長くはできません。

 だからこそ、やることを絞る必要があるわけですが、どれも魅力的に思えて絞るに絞れない。
そこで、考え方を少し変えて「やらないこと」を決めるようにしてみることにしました。

 具体的には、次のようなことはしないと決めました。
①1つの要素だけの練習
例えば、止まってドリブルだけをする練習。これではやや非効率なので、その後にシュートをするとか、1on1スキルと組み合わせて練習するようにしました。

②パラレルのスリーメン
試合で3線速攻を今年のチームでは使いません。その代わりに側線速攻をやることにしました。ですので、3メンをやるとしても側線速攻に近い形でやることにしました。

③スクエアパス
スクエアパスも良い練習ですが、スペーシングの概念がないので、別の練習で代用することにしました。エルトラックから紹介されているペリメーターパスはうちに適した練習だと思い、繰り返しやっています。


 このように「やらないこと」を決めて劣後順位が決まるようにしてみると、やることが逆に整理されてスッキリしました。

 あとは、効率よく学べる練習は何かと考えるきっかけにもなりました。
もし、やることが膨大でこんがらがっている人は視点のひとつとして持っていても良い考え方かもしれません。

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