マガジンのカバー画像

雑記という名のnote

48
ノンジャンルに書いている日々の雑記
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

東野圭吾作品の電子書籍化に思うこと。

長年、電子書籍化されなかった東野圭吾作品が4月24日からKindleで販売開始された。ファンにとっては待望のニュースだ。 とりあえず7作品だけのようだが各出版社から1作品ずつを電子書籍化するので、今後は随時展開されていくのが期待できそう。ということを書いたのは僕も長年、電子書籍化を願ってやまない作家がいるからだ。 小野不由美さんである。 このnoteにも書いた『残穢』の原作者だ。数多くのホラーやファンタジー小説を執筆している作家さんだけど、全く電子書籍化の影が見えない。

「バケモンにはバケモンをぶつけんだよ」と同じ理論で不安を相殺してるという話。

Amazonプライム・ビデオで久しぶりに『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』を観た。久しぶりだが大変面白い。いや、面白いとは違うか。なんだろう、聴き心地がよいとでも言うのかな。妙な心地よさがある。 以来、僕のなかで何年かに一度訪れる百物語や体験談系ホラー作品ブームが到来している。家でひとりで居るのにずっとそんな映画とか動画を流している。正直、ひとりで居る状態で観るのは怖いのだが、止められない。百個の動画を観たら何か起きるんじゃないかと変な不安すらある。 だが、止めら

「夜歩くプラネタリウム人間」な日々。

毎日、散歩に行く時かゴミを出す時しか外出をしていない。買い物はお願いしている(感謝)ので、店にも入らない。ネット通販も使っているので、基本的には不自由はない。本屋に行って新刊を眺められないのが寂しいくらい。 ただ、昼間の散歩も最近は精神衛生に良くない感じ。 なんでこの期に及んで家族で歩いているんだろう。なんで連れ立ってスーパーに行くんだろう。とうとう東京都はスーパーの入店規制を検討しだした。そらそうだ。ぞろぞろと複数人で入っていくのが絶えないんだから。 そんなことを歩き

ドラマ『ふたりモノローグ』でソーシャル・ディスタンシングを学ぶ。

コロナ禍において、啓蒙的な映画として『コンテイジョン』が話題になった。9年前の映画だが、未知のウィルスによる世界的なパンデミックによるパニックを描いており、その内容が現実の状況と酷似しているという。 確かに「ソーシャル・ディスタンス」とか今や毎日のように聞く単語も沢山出てくるし、感染経路のリアルさやギリギリな対応策の取り方も現実と同じだ。だが、もはや以前よりも「そらそうだ。そんな対応じゃダメだわ」という冷めた気持ちにしかならなかった。 数あるゾンビ映画や『ウォーキング・デ

浮世絵の魅力を春画から学べる『写楽心中』

浮世絵が好きだ。世界中で芸術作品としての絵画は数あれど、浮世絵ほど幅広い解釈と楽しみ方が出来る文化はないと思う。そして現代芸術においても日本は独自の文化を誇る。そう漫画文化だ。 海外にもアメコミ、バンド・デシネなど漫画はあるが、日本の漫画ほど多様性に溢れたものは少ない。なぜ日本だけがこんなに漫画を文化として国民全体で共有できているのか? それは歴史に脈々と流れる日本画や浮世絵の血によるものだと思う。なかでも浮世絵は庶民の間に身近な存在として浸透していた。今でいうと写真集やプ

「ありがとう」を届けたい。

昨日、散歩に出かけたとき不思議な光景に出くわした。 とある路地に差し掛かると数人の人だかり。みなマスクをしてマンションの入り口を見ている。気になって見てみるとひとりの警官が防護服を着た人と話していた。 職質というより一緒に準備をしている雰囲気。そしてマンションからは人が不安そうに出入りしていた。すぐそばに病院があるマンション。 平時だったら野次馬根性で覗きにいくのだが、この状況で立ち止まっているのも怖いから、ものすごく気になったけど足早に立ち去った。 その後、病院の名

○○がんばらなくてもええねんで‼

藤原啓治さんが亡くなられた。 前の仕事の時に何度かお会いしたことあって、今の仕事でも一緒になったことがあり、そのたびに優しく気さくに話を聞いてくれて、野原ひろしそのまんまな人だった。 日々情緒が乱高下しているなかで訃報は精神的に追い打ちかけられる。ドラゴンボールでも探しに行きたい気分だ。ドラゴンボールがあるのなら、こんな状況なんて簡単に打破できるんじゃないか? もちろんポルンガでお願いしたい。 弘中アナとロバート・キャンベルの対談を読んだ。 仕事で「無理してまで」がん

タブレットで絵を描く練習をはじめた。

巣籠もり生活をスタートさせて、ずっと放置していたSurface Pro7でイラストを描く練習をようやくはじめた。 とりあえずCLIP STUDIO PAINT PROを購入。 Amazonでも買えるけど公式サイトからAmazon経由のが安い。 そんで試し描きをしてみた。デフォルトで鉛筆モードになっていたからSurfaceペンのお手並み拝見。1万円以上したペンの性能はどうなのよ。 ビックリするほど滑らかに描ける。ほぼストレスない。 すごい性能のペンだ。 CLIP S

澱んだ街角で僕らは出会った。

極力、普段の土日のような気持ちで過ごした。 目下の課題は、いまだにタブレットで絵を描く気になれないこと。全然、どのソフトが良いのかの検証も出来てない。来週は少しずつやろう。 カレー沢薫さんが、ギスギスした心になってしまうから「推しの話」をして気持ちを浄化しようと提言している。 本当に日に日にツイッターランドもギスギスした言葉が多くなっている。心の余裕がなくなるのは、その本人のためにもならないし、周りも影響を受けてしまう。影響を及ぼすのであれば、やはりこんな状況なんだから

息が詰まる毎日だけど、息が詰まるような『進撃の巨人』が今、面白い。

『進撃の巨人』が凄い。最新31巻がとんでもない。 多様性なんて糞喰らえだと言わんばかりの排他的な選民思想と差別、排斥、ヘイト、過去の呪縛に正義という名の暴力と負の連鎖。現代社会の闇の部分を剥き出しの状態で見世物小屋のように読まされているような居心地の悪さで吐き気がする。 諌山創という漫画家はとんでもないマンガを生み出した。 30巻で一気にクライマックスへ突入し、その衝撃に惹き込まれ貪り読んでいるのだが、全く心が追い付かない。一周半くらい回って正義と正義がぶつかり合いなが

安心して巣籠もりできることにKANSHAして。

基本は巣籠もり生活だが、座ったまま一日が終わると気が滅入るし、なにより体に良くない。マスクして、ソーシャルディスタンスを心がけて、なるべく太陽が出ているうちに近所を散歩するのも大切だと痛感している。 今日は起きた時からちょっと動悸がしてしまっていた。検温をしパルスオキシメーターで酸素飽和度を測ってみて問題はなさそうだったので、これは深層心理下で不安が溜まっているんだろうと思い、朝風呂してパンを食べ、養命酒を飲んで散歩に出かけた。 30分から1時間程度を歩く。しばらく行って

なるべく中道を歩きたいですね。

今日は4月8日。といえば、お釈迦様の誕生日だ。全国のお寺では花まつりが開催されて甘茶が振舞われるのだが、今年は中止のトコも多いことだろう。 そんなに熱心ではないが、僕も実家が浄土宗で京都の南禅寺が菩提寺、まあ仏教徒の端くれではある。この時期の南禅寺は桜も満開で観光にはもってこいなんだけど、またフラッと京都に気兼ねなく行ける日が来るといいな。 ところでとうとう非常事態宣言が出された。今日も基本は巣籠もりだけど、昼間に少し散歩がてら外に出た。そしてなんも日常が変わっていないこ

養命酒を飲む生活と『アマニタ・パンセリナ』

養命酒を飲めと勧められて、買ってきてくれたので巣籠もりと同時に飲みはじめた。 養命酒ってイメージ的におじいちゃんが飲むものと思っていたので少し抵抗があったのだが、まあよく考えてみたらジジィに片足を突っ込みはじめた今日この頃だ。 朝昼晩に飲むということで、本当に薬みたいだなと思いつつ飲むと、味も昔飲んでた咳止めシロップ的な甘さ。そう、ブロンだ。 ブロンといえば思い出すのが中島らもさん。 リーガル、イリーガルなドラッグ体験記を書いた傑作エッセイ『アマニタ・パンセリナ』にも

巣籠もり生活に慣れよう。

巣籠もり生活1日目。 以前休職した時は休んでいる間も旅行したり歩き回ったりして、なるべくアクティブに健康的な生活を心がけていたのだが、今回は外出ができない。文字どおり巣籠もり生活ということで、まずリズム作りが大切だと思った。 本当に意識をしないとダラダラとしてしまい、今日は気づいたら昼になっていた。どうぶつの森にも行かず、ただボーっとしてしまった。とりあえずToDoリストじゃないけど、やることリストを考える。 ・noteをなるべく毎日更新する ・タブレットで絵を描く練習