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薬学生が感じたエンジニアインターンでの挫折経験と今後の方針。

 こんにちは、薬学生エンジニアの伊藤です。
先日のエンジニアとして業務をしていて大きな挫折を経験しました。その振り返りと今後の方針を少し言語化してみようということで記事を作成しました。

エンジニア業務に歯が立たなく痛い経験を

インターン先からの戦力外通告

 結論から申し上げますが、4月いっぱいでインターン先の会社を辞めることになりました。詳しいことは言えないのですが今の僕の実力ではまだ他のエンジニアの方の補助が必要な状況であり、エンジニアメンバーが忙しくなり手厚くサポートすることが難しくなってきたことなどが理由でした。

それでも今後を考えてくれる先輩社員には感謝しかありません

 上記の話を聞いた際、先輩の社員の方からとても親切なフィードバックを頂きました。そして本当の意味で今の僕が成長できるような、教育が充実した企業にいくべきだ。そしてそこに入るためのサポートをするからいつでも相談してね!と言ってくれました。
 そこまで考えてくれる先輩社員には感謝しかありませんでした。本当に涙が出そうでしたね。限られた期間でしたがこの会社にきて良かったなと一番思った瞬間だったかもしれません。

立ちはだかる想像力不足

 僕の実力不足の一番の大きな理由としては「業務に対する想像力が足りてないこと」とのことでした。与えられたタスクに対してただ実装するだけではなく、「それ以上のもの」を仕上げて欲しかった。そのために想像力を働かせて本当に求められてるものって何なんだろう?を考えられるようにならないとビジネスマンとしては厳しいよ。とのことでした。

 とは言いつつも「業務における想像力ってなんだろう?」といった感じで上手く言語化出来ていないのが今の僕の現状です。

 今分かっている範囲での話になりますが少しだけ原因を分析してみようかと思います。

薬学部での「お勉強」では想像力働かす事ができてもIT分野の「お仕事」ではそうは行かなかった

原因分析1: 脳のキャパシティーオーバーのやり方してた

 多分これかなり大きいかと思います。僕は小さい頃から要領が良くない方でした。ワーキングメモリーが弱く、複数の情報を頭の中で処理をするのが苦手でした。

 ただこれまでの人生でこれに手をこまねいていたわけではなく、壁にぶつかる度にワーキングメモリ弱い対策(書き出し、絵を描くなど)を考えて乗り越えて来ました。だからこそ薬学部での勉強ではそれなりの結果を出せていたのだと考えています。

 しかしエンジニア業務ではこれを考えず先輩から聞いた勉強法を鵜吞みにし、自分に合っていないやり方で勉強に取り組んでいた節が何個かあります。自分のレベルに合ってない難しい本を読んで「理解した気になっていた」とかです

 この結果業務をこなすことだけに頭のリソースが食われてしまい想像力まで考える余剰メモリーが無かったのだと考えています。

原因分析2:予備知識不足

 プログラミング、エンジニアリングに関する単純な知識不足も原因だったかもしれません。知らない事が多く出てくるとそれを定着させるために多くのリソースが頭を支配してしまいます。それによって目の前が精一杯になり「想像力を働かせる」どころではなくなってしまっていた節があしるかもしれません。

 また知識があれば、一つの要求に対して沢山の枝を生やして思考することができたかもです!

原因分析3:時間管理の甘さ

 薬学部の分野は網羅していて、「試験勉強」とインターンとの両立は特に苦ではありませんでした。しかし考えていなかったものがありました。

 それは「実技試験」「レポート課題」です。これらは単純な勉強と違って確実に拘束時間が発生するものです。これらに食われる時間を考えずに業務計画を立てていた結果、時間に追われて業務をする羽目になり+αを考えるどころではなかった。というのがるかもしれません。

原因分析4:物事を抽象化して考える事が苦手

 これは直属の上司から言われていたことです。一つの事柄に対して常に関連を考え、抑える。そして別の分野にも「考え方」を応用できるようにすることが大事とのことでした。はっきり言って僕はこれがかなり苦手です。もう少し早い段階から訓練しておくことが大事だったかもしれません!

 これを鍛えるための具体的な行動方針については次の項目で説明します!

今回の反省、悔しさを糧に次のチャレンジに備えます!

今後の方針1:反省を振り返りつつ実務実習に活かす。そして不足している「想像力、抽象化力」を鍛える訓練をする。

 まずはこれです!薬剤師業務をする上でもこれらの力は必須になると思います。
 恐らく薬局,病院でも想像力、物事を抽象化して考える力が必要になる機会は絶対にあると思います。

 エンジニア業務をしてて学んだ業務フローの分析、この考えを軸に患者さん、薬局、病院のそれぞれ求めていることってなんだろう?そしてそれを満たすためには何が必要なんだろう?とかを常に考えながら業務に取り組んでいきたいと思います。

 また、薬学の勉強をする際もただ教科書を覚えるのではなく、この知識ってどうやって使うんだろう?医療現場での問題解決にあたるんだろう?とかを常に考えて実習に取り組んでいきたいかと思います。

 実習の最終目標は「どんな分野にも応用できる想像力を身につける、それを開発に活かせるレベルまで高める」といったところでしょうか?

今後の方針2:実習が終わったあと再チャレンジ!それまでは個人開発でエンジニア基礎力を向上させていくつもりです。

 実習が終わる11月ごろ、数社目を付けている企業があるのでそこに再度インターン応募してチャレンジします!

 実習期間中については、はっきり言って実務をするタイプのインターンは厳しいかな?と考えています。最悪時間管理のミスを繰り返してしまうことも考えられるでしょう。

 現在友達同士で開発しているアプリや個人開発で取り組んでいる分野に取り組むことでエンジニアリングの学習をして行こうかなと思います。それと同時にIT企業の1dayインターンやハッカソンへの参加なども考えています。これらについてもただ作るだけでなくインターンで関わったレベルの可読性、保守性を備えた設計のアプリを構築したいと考えてます!

今後のnoteでの発信内容はこれらの開発で学んだ事が中心になるかと思います!


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