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四十肩・五十肩?謎の肩の痛みとの戦い体験談

これは、ある日突然右肩を襲った謎の不調と痛み、そしてその治療過程の体験談をリアルに記録した物語である。記事は進捗がある度に追記されていく。

この記事でわかること

  • 肩の痛みの悪化ペース・改善ペース

  • 整形外科での治療内容と費用

  • 肩関節への注射の痛みや費用

  • 整形外科でのリハビリの効果の実感

  • 痛み専門の接骨院での効果の実感

  • 痛みを改善するためにやったことの費用や効果の実感

なお、個人の体験談なので治療の効果やペース、治療代などは個人差があります。

2023年5月末:肩の違和感が発生

最初は肩が上がりにくいな程度の違和感だった。服を着替えるときに肩が上がりづらくなった。その後、肩が痛くなった原因として思い当たることには以下のようなものがある。

  • 肩が上がりづらいのに無理して腕を上げて着替えてた

  • なぜか朝起きると右腕をバンザイ状態にして寝ていた

  • 週2日行っている倉庫のアルバイトが負担になった

  • 犬の散歩でぐいぐい引っ張られた

  • 本業がライターでいつもパソコンに向かっていた

そんなこんなで肩の上がりづらさは徐々に痛みへと変わっていった。

2023年6月:自分で痛みに対処

痛みが出てきたので、6月からシップを貼ったり、ピップエレキバンを貼ったりして解決を試みた。それを2,3週間続けた。まったく効果なし!むしろ痛みは悪化し続けるばかり。
「大丈夫?私いま、右肩ちゃんとついてるよね?外れてないよね?」と目視確認するレベルで、何もしていなくても肩が痛い。

お風呂で体を洗うとき、右手で左腕や左の脇腹付近を洗うときにめっちゃ痛い。あと、肩が痛くて上がらなくて、シャンプーするときに地獄w左手のみでシャカシャカ髪の毛を洗う始末。服を着替えるのは一大イベントだ。
これはもうダメだ、病院に行こうと決意する。

2023年7月:整形外科を受診

7月初旬に整形外科を受診。本当は前日の木曜日に受診したかったのだが、木曜日はめっちゃ混む病院なので翌日の金曜に受診した。

受診の結果「四十肩にはちょっと早い気もするんだけどねー」と言われた。一応肩の痛みの原因は、関節の炎症、筋肉のこわばりや拘縮(けがなどで関節を動かさなくなることにより、関節が動きにくくなること)という診断だった。「あまり薬は効かないから、リハビリをやっていきましょう」とのことでその病院に併設のリハビリに行くこととなる。もしリハビリでダメなら注射を打ちましょうと提案されて終了。

リハビリ1回目

同じ日に医師の診察後リハビリを早速やってもらった。まずひじのちょい下と、二の腕と肩のつなぎ目当たりを押してもらった。筋肉の付け根の部分で、ここが大分固まっているらしく、まずはそのマッサージからスタート。結構痛いくらいに押された。そして、いわゆる肩甲骨はがしをやってもらった。
結果として、腕が上がりやすくなり大変助かった。最後に自宅でもできる体操を教えてもらった。私が教えてもらったのは以下の方法。

  • 仰向けで寝る

  • 頭の後ろで両手を組む(ひじは下げる

  • 膝を立てて、両膝を左右に倒す

この体操である。もし両手を頭の後ろで組むのがしんどい場合は両手を横に広げてやっていいといわれた。
ちなみに、この方法は私個人にすすめられた方法なので、肩が痛いほかの人が安易にマネをすると悪化を招くおそれがあるので気を付けて欲しい。
リハビリはトータル15分くらいだったと思う。

ちなみに1回目のリハビリが終わったあと、次回の予約はいつにしますかと聞かれた。予定がわからなければ、また後日電話でもいいといわれたので、ひとまず後日電話することにした。これがのちの悲劇を招く。

整形外科受診1回目の費用

整形外科1回目の費用は3210円だった。初診料、レントゲン、リハビリあわせての値段だ。まあまあこんなもんかなという程度。
ただし、私は双極性障害(いわゆるそううつ病)にかかっていて、自立支援という制度を使って自己負担1割で普段通院している。診察は500円台。薬は2週間分で500円以下。そんな生活をしているので、「普通に3割負担で病院行くのってこんなに高いんだな。普段メンタルクリニックに通うのに、どれだけ助けられていることか…感謝せねば」と遠い目をしてしまうのであった。

2023年7月中旬:リハビリ2回目

リハビリ2回目はそもそも始まる前からドラマがあった。予約枠が埋まっており、予約が取りにくいのである。直近1週間は全て埋まっているとのこと。こんなことなら1回目のリハビリのあと、その場で予約をとっておくべきだったと後悔した。しかも、電話で予約をとっているとき、ちょっと予定を確認しますと保留にしてる間に予約が埋まってしまったことが一度あるくらいだった。「1回でもしかしたらよくなるかもしれないし」とあわい期待もあって初回のリハビリ終了後に予約をとらなかったのは失敗だった。

そんなこんなでようやくとれた2回目のリハビリは7月中旬。2週間あいたことになる。2回目は別の人だった。肩回りや肩甲骨まわりをマッサージしてもらって終了。また自宅でできる体操を教えてもらった。今後は四つん這いの状態からかかとにおしりを付けるようにして腕を伸ばしていくタイプの体操。
1回目のリハビリで学習したので、今度はその場で次回の予約をとった。3回目は電気治療も試したいとのことで40分の枠をとってもらった。

2023年7月25日:リハビリ3回目

この日はまずは手技療法からスタート。まずは関節の動きの様子、どうすると痛いかを確認したのちに、肩甲骨の中というのか、外側というのか、そのあたりの骨のきわを押してもらった。これがめっちゃ痛ぇw

痛いですって言ったけど、めっちゃぐいぐい来る。こういうものなのかなと思っていたけど、とにかく痛いwそのあと腕や肩回りももんでもらったのだが、これもグイグイ来るw押されていたいのはもちろん、親指にささくれかなにかできているのか、皮膚も痛ぇwその後10分程度電気治療を実施して終了。

とりあえず、次回の予約を8月上旬にとれた。しかし思った、「次はもうやめようかな…」。この日かかったお金は1330円。金額的には良心的であると思う。

2023年7月末:リハビリの予約をキャンセル

結局私は4回目のリハビリの予約をキャンセルした。3回目でめっちゃ痛かったのもそうなのだが、その後も痛ぇwゴリゴリ押された肩甲骨付近がめっちゃ痛ぇwwそれまで痛くなかったところなのに、痛い箇所が増えた。勘弁してくれwwwこうした理由からいったん整形外科のリハビリ予約をキャンセルした。ちなみに、この肩甲骨の痛みはこの記事を執筆中の8月末現在も続いている。

2023年7月末:家庭用の電気治療器で腕が上がる

夏のクソ暑いなかリハビリに通うのは結構な負担。さらに予約が大変。しかも私は折り畳み自転車を自宅に入れて、外出の時だけ外に出している(過去、自転車を集合住宅専用の駐輪場にとめていたら、鍵をかけていたのにパクられた)。ただでさえ肩が痛いのにチャリンコを持ち運ぶのは超大変。

ここで私はオムロンの電気治療器を購入。正直、清水の舞台から飛び降りる値段だったwしかし、私は過去に結婚式でもらったカタログでもっと安いコリにのみ効くタイプのオムロンの電気治療器をもらったことがある。これがめっちゃよかった。なので、信頼のオムロン。痛み治療とコリ治療コースがあるオムロンの電気治療器を買った。

なんと、1回使っただけであんなに上がらなかった腕がスッと上がったwもちろん電気治療直後というのもあると思うが、腕が上がった。なお、その後1か月続けてかなり可動範囲は広がった。

>>オムロンの電気治療器を見てみる

2023年8月下旬:痛みの治療専門の接骨院へ

とりあえず整形外科のリハビリ3回とオムロンの電気治療器を使ってシャンプーもできるようになったし、そこそこ左腕もお風呂で洗えるようになったしと、右肩の痛みを放置。……したのも束の間。やっぱり痛いものは痛い。相変わらず着替えは一大イベント。夜寝てる時や寝起きの痛みもある。

ダメじゃね?ww

でも、めっちゃ治療が痛いし、予約も取れないあの整形外科のリハビリはちょっと行きたくない。電気治療器もやった時は気持ちいいけど、週2日行っている倉庫のアルバイトが終わると、結構痛みが出る。そこで、痛みを専門に扱ってくれる接骨院を探して、よさそうなところを見つけた。電車で行かないといけないところだったが、なんとも絶妙な穴場的立地。ホームページもよさげ。とりあえず電話してみた。

そしたらなんと、当日に2つほど予約枠があるとのこと。試しに1回行ってみるのも悪くないと早速訪問。

接骨院めっちゃええ!お金以外はw

結論からいうと、この接骨院めっちゃよかった。先生はめっちゃ話聞いてくれる。先生ひとりで運営しているのでいつも同じ先生に診てもらえるということ。以前通っていた整形外科のリハビリと違って担当者が変わる心配はない。
受付の人もとても感じがいい。前の整形外科は病院の受付も、リハビリの受付もとにかくみんな早口w忙しいから仕方ないんだけど。ところが、この接骨院は受付の人が穏やかにしゃべる人で、すごく話しやすい。
そして隠れ家的な立地のためか混んでない!予約制だからってのもあるけど。

ただし私の場合、保険適用外で自費診療。初回、問診とエコー、電気治療と運動療法、家でできるストレッチの伝授で5930円。もう一度言う。5930円。会計の時に目玉飛び出すかと思った。なんとかいまも目玉はついている。飛び出さなくて良かった。

2回目以降は1500円ちょい。保険適用の整形外科のリハビリよりは高い。しかし、それでもこの接骨院は通う価値があると思えるだけのホスピタリティがあった。運動療法のときも、先生が「いい感じですよ」「はい!その調子」「はい、最高」と腕をチョイチョイ動かしてるだけなのに、めっちゃほめてくれるので、気分もいいw継続決定。帰り際に5930円の金額に目玉ポロリ未遂がありながらも、次回を予約した。

2023年8月末:整形外科で注射を打ってきた

痛みを解決するために、できることは何でもやろうと思って8月末に整形外科で注射も打ってきた。お値段は920円と大変良心的。国民健康保険、ありがとう。注射は肩の裏側に1か所。前回の受診でリハビリもダメそうなら注射との話があったので、注射を打って欲しいといったら、早速打ちましょうとトントン拍子にスタート。
ツイッターとかで調べると、関節の痛みに対する注射はめっちゃ痛いとの話もあってドキドキしていたのだが、普通の注射と同じ。ちょっとチクッとするくらい。

もしダメそうなら2週間後にまた打ちましょうとのこと。「何度も打つと治っていくのか?」と尋ねると、何度も注射を打つよりはリハビリで治していく方がいいとのこと。リハビリのあと痛みを感じるときは冷やすとよくて、動き出しの前とかは温めた方がいいとのアドバイスももらった。
この先生は薬もいるか聞いてくれて、せっかくだし出してもらうことにした。痛み止めを胃薬と一緒に出してくれた。私は結構痛み止めでおなかをやられやすいタイプなので、胃薬と一緒に出してくれるのはすごい助かる。あと、塗り薬と貼り薬はどっちがいいか聞かれて、塗り薬を出してもらうことにした。貼り薬だと皮膚がかぶれるので。薬代は800円。

この記事の執筆時点で注射を打ってから4時間ほど経過しているが、気持ち痛みが和らいでいる気がする。痛み止めを飲んだ効果かもしれないけどwなんとなく関節もほんの少し腕が上がりやすい気がする。ちょっと明日まで様子見。

2023年9月1週目:注射の結果と接骨院2回目

まず昨日打った注射なんだけど、注射を打った側つまり肩の裏側の痛みは結構ひいてる気がする。そのぶん肩の前側が痛い気がしなくもないwまったく効果がなかったわけではないと思う。

そして、今日は2回目の接骨院に行ってきました。例によってまずは電気治療器?みたいななんかブルブルするやつを15分。それから教えてもらった体操のフォーム確認&先生と一緒に練習、軽く腕のマッサージでトータル30分くらい。
寝るときには、痛い右肩を上にした横向きの姿勢でクッションや抱き枕を抱いて寝るといいとのこと。ただ横向きだと腕が下がっちゃうから、クッションとか抱けと。ただし、そもそも大事なのは寝方というより根本の肩の拘縮の治療なので、そこは忘れるなとのお言葉をちょうだいし、2回目終了。

帰り際に「拘縮が強いので長くかかりますが頑張っていきましょう」と言われた。1回2回でよくならなくてもあきらめるなと応援されているので、引き続き頑張っていこうと思う。2回目は1600円だったので会計のときに目玉飛び出すこともなく、お金を払ったw
でもこれを1か月に4回で6400円プラス電車賃。結構ダメージはデカい。しかも、ついつい出かけたついでにアイスとか買っちゃう。無駄金を使っている場合ではない。

リハビリ後の肩の痛みがあったので、昨日の整形外科の先生のアドバイスどおりに冷やしてみた。痛み止めも飲んで今日はおしまい。

今後のやまざきの肩の運命やいかに。

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