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【Growth Hack×BizDev】現代ビジネスで求められる2つの職能について理解する
● グロースハックってどういう意味
● BizDev(ビズデブ)ってどういう意味?
転職活動をしていると上記2つのキーワードを昨今よく目にします。
現代のビジネスシーンで大きなニーズがある、この2つの職能について解説していきます。
Growth Hack(グロースハック)とは?
グロースハックとは、英語のGrowth(成長)Growth(成長)とhack(技術的知識を利用して課題を解決する)をつなげた造語です。
言葉だけだとわりりづらいので、事例を紹介していきます。
グロースハックの事例:Twitter
「初回登録時にオススメユーザーを増やし、フォロー数増加しサービスアクティブユーザー増加」
グロースハックを知るうえで欠かせない有名な事例が「Twitter」です。
Twitter(ツイッター)は、メッセージや画像、動画などをツイート(投稿できる)SNSです。
現在は、月間のアクティブユーザー数(MAU)は、世界で3億1900万人となっていますが、リリース初期はユーザー数が増えず苦戦していたそうです。
そこでTwitterはアクティブユーザーを増やすために、ボトルネックになっている部分を徹底的に分析し、「フォロワー数が30人以上であることが、長期ユーザーになるための条件」というデータを出しました。
当初は、Twitterログイン時にチュートリアルやサービスの特徴など、ユーザーにサービスの内容を伝えるような設計になっていました。
分析の結果、そこが離脱のポイントだと突き止め、ログイン時に「あなたにオススメなユーザー」を表示させる変更を加えました。
この改善を実装後、アクティブユーザー数が爆発的に増加、急成長を遂げました。
データを用いた分析結果をもとにユーザー数を急速に拡大した仕組み作りはグロースハックに欠かせません。
Twitterの事例は、参考となるお手本のような事例ですね。
BizDev(ビズデブ)とは?
BizDev(Business Development)とは、単純に和訳すると事業開発という意味になりますが、じつは明確な定義はなく、既存事業における効率化や事業領域の拡大をすることを指します。
BizDev 僕の解釈
前述したようにBizDevは、明確な定義はないので僕の解釈を語ります。
BizDevとは、曖昧な状況を整理して、何らか新たな価値を提案する人のことだと考えています。
● やりたいけどやり方がわからないことを言語化する
● 抽象課題を体系化する
● 論点を整理して推進する
サッカーで例えると、ルーズボールをひろって攻撃に転じるキッカケをつくる選手、または混戦の中で最後のひと押しをする選手のようなイメージです。
ちなみにラクスルの福島さんが書いた、下記の記事がめちゃくちゃ参考になります。
BizDev × Growth Hack
ここまで説明をしたように、BizDevとGrowth Hackは近しい職能が求められます。
僕の理解では、大きく3つの役割があると考えています。
①:経営企画と事業企画の間に入り、課題を分析し、適切なゴール設定をし、それを叶えるための進み方やユーザーの新たなニーズを正しく捉える。
②:それを実現するためのITを活用した方法を提案し、事業サイドと開発サイドの間に入り、ITで実現するための要件整理や折衝を行う。
③:上記を実現した後、企画サイドと運用サイドの間に入り、想定していた動きになっている確認と分析を行い推進活動の一端を担う。
上記のように、縦割りされるそれぞれの部署や役割の間に入り、物事を前に進めることが大きな役割です。
無から有ではなく有からNEWを創ること
BizDev = 事業開発とか新しいものをつくるという端的な理解がありますが、好きな言葉を紹介します。
「無から有ではなく有からNEWを創ること」
まさに「BizDev × Growth Hack」ですね。
これについては「six apart ブログ」で解説されていますので確認してみてください。
まとめ
本記事では、Growth Hack(グロースハック)とBizDev(ビズデブ)について解説しました。
本記事が誰かの参考になれば幸いです。
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