40.プチ投資術-もしあなたが20代の今、投資を始めれば、10年後には「セミリタイヤ」という選択肢ができる。
お金の使い方には「物を買う」以外に、もう一つ「お金に働かせる」という使い方があります。
つまり投資です。
私たちは消費ばかりして、全く投資をしていない。
「投資」を聞いたことはあるけど、実践の仕方を知らない。
それはそういうお金の使い方があることを知らないからです。
親も教師も教えてくれなかったからです。
そして投資といっても色々あります。
債券、金、不動産、美術品、仮想通貨。
しかし長期的に見ると株に勝るものはありません。
その株式投資をしてお金を増やしていくためには、元手がいります。
これは稼ぐしかありません。
ここで問題なのは、ほとんどの人が毎月もらう給料をほとんど全て使い切って暮らしているということです。
その状況から抜け出せない限り、一生自由にはなれない。
20代のOLやサラリーマンは自分の給料が安いと言います。
一か月の収入が「20万ではなかなか暮らせない」という人もいます。
一か月20万円では暮らせないという人は、20万円というお金を扱えていないのです。
その人たちはいくらあれば暮らせるのでしょうか？
大抵「せめてあともう5万あれば楽になるのに、、、」と言います。
でもそういう人達は5万円増えてもやっていけません。
5万円増えて収入が25万円になったら、また「あと5万円あれば、、、」と言うのです。
だから逆に1か月15万で暮らしてみればいいのです。
なぜなら、20万円を扱い切れないわけですから。
20万円で暮らしていけない人も15万にすれば暮らしていけるんです。
どういうことかと言うと、20万円もらい、15万円で暮らしている中で、後の5万円を無駄なものに使っていたのです。
贅沢品ではありません。
無駄なものです。
一方で一か月20万円で親子4人で暮らしてる人もいます。
ここで勘違いしていけません。
質素だから親子4人で、1ヶ月20万円で暮らせるわけではないのです。
20万円というお金の扱い方を知っているから暮らせるのです。
必要なものと、ムダなものは違います。
この違いが分からないから、だから「せめてあともう5万円あれば、、、」ということになるのです。
20代で実は15万円で暮らしていける、扱える金額が15万円だとわかったのであれば、残りの5万円は投資に回すべきです。
複利の効果で若いうちから始めれば始めるほど自由な時間を手にする期間が長くなるのですから、、、。
20代であれば、周りがブランド品や新車など持っていれば最初はつらいでしょう。
しかし、その我慢の先に自由を買うことができるのです。
お金で買える最高の商品は自由です。
お金があれば、朝、目覚まし時計をかけて起きなくてもいいし、会社に出社しなくてもいい、満員電車に乗らなくてもいい。
その自由を買うためには、20代の頃から稼いで元手を作る必要があるのです。
追伸、20代の頃に必要だと思って買ったモノは、今の私にはほとんど必要ではなかった。
残ったのは「本当に好きなもの」、つまり他人には理解されないものだった。
それ以外は、すべて投資に回して、配当金が振り込まれている。
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