見出し画像

2,800万円 これ、何にかかるお金?

2,800万円。
これは一体なんの数字でしょうか?

2019年の厚生労働省の発表によると、1人の人が生まれてから亡くなるまでにかかる医療費、つまり「生涯医療費」の平均は2,800万円だそうです。

(それだけで23区の中古ワンルーム1室が買えてしまいますね。)

厚生労働省発表 『生涯医療費(令和元年度)』より引用

また、このグラフを見ても分かるように、特に70歳以上で生涯の医療費の約半分を使うと言われています。
やはりがんなどの病気や、転倒による骨折などで手術や入院が必要になるので、必然的に1年あたりにかかる医療費も弾んでしまいます。

現在の医療保険制度では、年齢や収入などの条件に合わせて自己負担割合が1割~3割あります。
この自己負担割合を当てはめて計算すると、生涯の平均自己負担額は約670万円ほどになります。

しかし、あくまでこれは平均なので、特に大きな病気にかからない人や、何度も入院や手術を経験する人も中にはいますよね。

また2020年に発表された厚生労働白書では、2040年に65歳になる人は女性の2割が100歳まで生きると推計されています。

このことから、今後の生涯医療費はどんどん増えていくことが考えられるでしょう。

今後のためには、
<日々健康でいる工夫>と<何かあった時に備える工夫>が必要です。

<日々健康でいる工夫>とは、定期健診は勿論ですが人間ドッグや定期的な歯のメンテナンスなどがあります。
適切な専門機関を訪ね、今ある健康を長続きさせる工夫が大切です。

そして<何かあった時に備える工夫>とは、
突然の事故や病気に備えて、いざという時に使えるお金を確保することです。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?