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【歌詞】残夏 -Zange / Geno* feat.IA

inst : https://piapro.jp/t/Ptjs
歌唱:IA
作詞・作曲・MV:Geno*
Twitterhttps://twitter.com/Geno2525you note : https://note.com/post123 :杏
Instagram : @karamomo_0211

|歌詞
拝啓
僕の碧い世界へ
君と過ごした夏の記憶にいる

こんな世界で 生きるくらいなら
僕は一人で生きてたかった
騒がしくて暑い日々に
いつも凍える君がいた
白く消えそうな その横顔を
あの夏の後悔を思い出すんだ

碧い世界で 広い世界で
僕は探した君との記憶を
描いては消える 時の流れは
君と過ごした夏の記憶にいる

時を重ねて 忘れる僕に
君は笑って讃えるのかな
変わることなどない 時の流れを
あの残る世界を 生きられるかな

もう一度だけ いちどだけでも
君との記憶を辿れるのなら
碧く切ない 夏の記憶に
別れを告げて 飛び立ちたいよ
君と生きてた 特別な夏に今
こんな世界で 生きるくらいなら
僕は二人で生きてたかった

【あとがき】
主人公は、毎年夏になると祖母の家に預けられていた。
とても暑くてどこか青く爽快な空や海、
そんな場所で少女と出会い、かけがえのない夏休みをすごしていた。
しかし、祖母が亡くなってからその場所に主人公が訪れることは亡くなっていた。 少女の死も重なり、その場所へ行けなくなっていたという表現が正しいかもしれない。
小さい頃の思い出は大人になると共に薄れていくものだ。
だが、夏の五月蝿い蝉の声、涼しい風、空、そんなものを五感で感じ取り、身体を通して思い出が体現していく。 そう、これこそが懐かしみというやつだ。
あの夏に戻りたい、少女とお別れしたい、小学校の夏休みに置き忘れてきた後悔。
そんな誰もが懐かしむ夏への懺悔の曲である。

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