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4月の振り返りやってく |#記録 #振り返り

今年が始まったばかりだと安心していると、桜が散り、あっという間に3分の1が過ぎてしまっていた. もう5月である. 大学にいても誰が後輩なのか、同年なのかコロナ禍で曖昧な中、1年を切った残りの大学生活を過ごしている. もう4回生で、先輩は教授だけ. まともな大学生活を送っていなかったが、卒論を書けば卒業は目の前である. 残り1年で何ができるか. そんなことを考えながら4月を生きていた. 前置きはこの辺りで振り返りしていこう.

| 歌ってみた (#58~61)
#58 エバ

今月の3作品は"柊キライ"さんのオンパレードでとても楽しめた.歌の表現やMixの加工に個性をどう持たせるかがとても難しい楽曲だった. 特に"エバ"はサビで男性のきつい高さが連続して続いている,サビの最高音はなんとhi音域. 比較的高音な中、いかに安定して発声するかが最大の課題であった. また,楽曲の癖に飲まれず,自分の引き出しから癖をどのように出すかにも苦労した作品であった.
サビのコーラスではメイン、オク下、ハモリ×2を入れていた.よく聴けば聞こえてくる.2種類のハモリは後から作成したが,とても苦労した.キライさんのハモリは神すぎる…とても複雑だ.結局,YouTubeを参考に作成した. ハモリの正しい作り方が分からなくても調べれば出てくる時代、みんな簡単になんでも出来てしまう時代だなと改めて感じた.

#59 オートファジー

キライさんの曲はテーマに沿った歌詞が展開されていく.自分語りも飽きたので,以下で楽曲考察でもしていこう.
『オートファジー』細胞が新しく移り変わっていくように,性格が移り変わっていく,蝕んでいく様子が作品のテーマであろう.
この曲は内に秘めた自己との対話が歌詞になっている.普通の自己(表)と狂気な自己(裏)が主人公には存在しており,狂気さが表に出てこないように隠している主人公.それを知られたくない,あるいはその性格を出したくないから誰とも関わりたくない.誰も傷つけたくないから孤独であろうとしている.
憶測にとどまるが,「寄(よ)らないでよ」という歌詞をflowerは「宿(やど)らないでよ」と発声しているようにも聞き取れる.狂気な自己に対して「寄らないで/宿らないで」なのか,狂気が「宿った」自己に他者が「寄らないで」なのかはキライさん本人にしか分からないが…  どちらにしても,狂気な自己が表の自己に蝕んでいっている様子が分かる.自己を否定している主人公,それはやはり狂気な性格からである.

#60 ヴィータ

Geroさんに書き下ろした曲であるが,とても内向きな歌詞でいかにも柊キライさんらしい作品となっている.オートファジーの考察と本質的には重なる部分が多くある.
主人公は生きながら死んでいるような,楽に死ねる場所を探しているような歌詞がいくつも見られる.「ヴィータ」という言葉がラテン語で「生命」に関する意味であるため,そこからも生死をテーマとし意識した作品であると言えるであろう.
録音ではメインの表現はできるだけflowerを意識し,語尾のフォールからエッジボイスを多様し,たまにガナリを入れることで表現の幅を広げた.コーラスは本家Geroさんを意識し,オク上歌唱,聞こえる範囲でハモリを作成した.Mix当時まだキライさんがMIDIデータを配布していなかったため耳コピでの作成となった.今は公開されているため,そちらを参考にした方がコーリティーは保証されるだろう.

#61 日進月光

獅子志司さん曲は久しぶりのカバーとなった.毎回綺麗な音作りで今回も獅子志司さんらしいスルメ曲であった.
録音にあたって,できるだけ太い声ではなく鼻にかけた高めの声しつで歌うことを意識した.Mixでもその声をできるだけ綺麗に響かせ,音が少ない分コーラスを上手く馴染ませることを意識取り組んだ.

| 作曲
ボカロP「華乃」としての創作活動を始め2作目の曲『残夏』.夏をテーマに懐かしさを表現した.詳しくは,noteで歌詞やこの曲に込めた情景を書いているので是非読んでもらいたい.現在『残夏』から小説を書いているのでお楽しみに.新曲も制作進行中.

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ツイキャスカラオケ配信始めた!!
まだまだ生歌を鍛えるべくヒトカラ,ついでに誰かに聞いてくれたら嬉しいなという想いから始めた.


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