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#297 私立文系は”逃げ”なのか

こんにちは、こんばんは、初めまして。ハルです!
私は現在17歳の高校2年生で、進路選択真っ只中です。先日、選択科目の提出があり、最後まで迷いに迷って「私立文系に絞る」ということを決めました。

高校生活の中のビッグイベントである修学旅行が終わり、いよいよ友達との話題も受験に関わるものが増えました。

そんな中、クラスメイトが「私立文系って正直、楽だよね」「オレは私立文系に逃げてよかったわ。」

そのとき、すでに私立文系に絞ることを決めていた私はモヤモヤしました。そもそも、私が私立文系に絞って受験をしようと思ったのは、数学と理科が苦手過ぎるからです。今までテストで一番数学に時間をかけて勉強してきたけれど点数は上がらないし、受験で通用する数学や理科の力をつけられると思えなかったからです。苦手な数学や理科を捨てて、文系教科に集中した方がレベルの高い大学を目指せるのではないかと思ったからです。

今、こうして私立文系に絞った理由を文字として起こしてみると、自分でも言い訳にしか聞こえないし、逃げていると感じます。それぐらい、最後まで私立文系に絞ることをスパッと決められずにいたのです。

数学が嫌いではない。

むしろ、好き。先生の授業は面白いし、問題が解けたときに嬉しい気持ちになる教科第一位だし。

でもテストの点が伸びない。バツばっかり。

テストの点が悪いと言っても平均点以下で悔しいとか、もう、なんか、そういうレベルじゃなくて、進級に関わる程度。ハッキリ言うと、赤点以下。再試対象。

そんなんで受験を乗り切れる気がしない。もしかしたら、というか、実際は、数学の点が取れないのも勉強不足・努力不足で言い訳でしかないのだけれど、数学と理科で戦える自分を想像できなかった。

悩んでいるとき、「ビリギャル」という映画を見ました。必死で勉強している主人公の姿がとってもかっこよかったし、感動しました。ほぼビリな私も主人公のように名門と言われる大学に合格できるかもしれない、と思ったのです。

私は私立文系に絞って受験をすることを決めました。自分の意志で決めました。国公立を視野に入れないことに悔しさもあります。親に金銭的に負担をかけてしまうだろうとも思います。今まで自分の中にあった”国公立”という目標はなくなりました。それでも、私は自分で決めました。

私は恵まれた環境にいます。
家族がいて、高校にも通わせてもらって、留学にも行かせてもらって、塾に通わせてもらって、私立の大学でもいいと言ってくれて。

そんな家族に感謝を忘れず、今ある恵まれた環境を全力で生かして、必死で勉強して、自分の選んだ道をいつか自分で認められるように。

今、私に出来ることは必至で勉強することです。

だから、私立文系は逃げじゃない。楽でもない。

私を最大限生かすための道です。


いつもありがとうございます!