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【ライブレポ】Aぇ! group Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023(4/19京都昼公演)(1)

Aぇ! groupのライブに行って感じたのは、
メンバー6人の魅力とお客さんの「観たい」が重なる心地よさと、
サービス精神が生み出す鮮やかな驚き。
そして、爆発前夜のエネルギー。
笑いっぱなしの2時間を終えた後には、
「明日からまた頑張ろう」という力がみなぎっていました。
そんな最高のライブについて、メモリの企みレポートが到着しましたよ!

12:30。暗転したステージに流れるVCR。日本全国をバスで巡りながらサイコロを振ると、1人ずつメンバーの映像が登場し、ワンポーズ決めるというかわいい演出。ビジュアルが良すぎて、これから現実になるその実像への期待で鼓動が限界突破。全員揃い、ステージ裏の階段を登りながら手招きする彼ら。さぁ!くるぞ!

登場の瞬間

正面ステージの1番上に「本物」を観たときの感動は、走馬灯確定です。

オープニングで着用したのは、新衣装。メンバーカラーのボタニカル柄セットアップは、それぞれの個性と体格を引き立てる形違いのお揃いです。襟やパンツの側章にはキラキラのスパンコールがあしらわれ、年上組(末澤、正門、リチャード)の3人はスーツスタイル。ブラックのベルトマークと正門、リチャードはブラックのタイ、末澤は開襟ノータイスタイルで3人3様の色気が全開です。一方年下組(小島、福本、佐野)は遊びが効いたデザイン。小島はロングのジャケットにベルベットのウエストマーク、福本はショート丈ジャケットにベルトでウエストマーク。佐野は燕尾服のような形のジャケットとフリルのブラウスが上品さをプラス。6人とも上品ながらユーモアがあってこれぞエンターテイナー!という風格がありました。私はアイドルの衣装が大好きで、特に今回、この衣装が気に入りすぎて、これだけでなんぼでも語れます!

定番から、大人の魅力を見せた前半

興奮を噛みしめる間もなく披露したのは「Aッ!!!!!!」。初っ端からステージを降り、観客を巻き込んだ振り付けとコール&レスポンスで、会場はAぇ! groupの色に。間髪入れずに「僕らAぇ! groupって言いますねん」。唯一無二かつ6人6様の個性が光る自己紹介ソングです。もはや定番となった最年少佐野の「俺と付き合う?」決め台詞とリア恋王正門の投げキッスに早くも黄色い歓声が鳴り止みません。ちなみに、いつもこの曲中に披露する「小島の名言」そして「福本の一発ギャグ」ですが、この公演での小島の名言は「無責任な言葉は、ただのわがまま」、一発ギャグは「抹茶、ちゃっちゃっチャッ リチャード」でした。

この辺りで気がついたのですが、「目が足りない」。6人のどんな瞬間も見逃したくないのですが、目が追い付かないという幸せな悩みに気づいてしまいました。

そんな悩みがさらに深まる「Fire Bird」。テレビなどでよく披露する曲ですが、やっぱり実際に見るとダンスが圧倒的迫力で、末澤の「ぅわーお!!」もレベチに凄くて、最高でした。コール&レスポンスも楽しかったです。

MCタイム。福本「皆さんの声を聞くために、イヤモニを外しましたよーー!!」と言ってめっちゃ煽ってくれました。さすが煽り担当。そしてなぜか佐野の定番の全力自己紹介を観客全員でやらされるという謎の時間が。全員爆笑でした。

着替えを終え登場した末澤、正門、リチャード。真っ白に金の装飾が映える王子様衣装で披露したのは「King&Queen&Joker(Sexy Zone)」。振り返ってみても、一番アイドルしてた曲です。笑顔のキラキラ感が半端なくて、ダンスもカッコ良かった。最後、正門が両脇にいる2人をヨシヨシしてたのがおもしろかったです。

続いて小島、福本、佐野が登場。抜群のプロポーションが生える真っ黒の衣装で「君の彼氏になりたい。(Snow Man)」を披露しました。「天性のイキリスト」福本の良いとこが爆発。さっきのおちゃらけた笑顔はどこへやら、、という年下組の「大好き」とか「帰さない」という決め台詞に会場の2000人が拗らせました。

ステージの真ん中にサーカス小屋(?)のようなセットが登場し、怪しげなイントロが流れます。「Party-Aholic」です。その小屋の中の様子は、モニターに大写しになります。歌いながら出入りすることで、着替えながらも曲を楽しめるという仕掛けです。次はシャンデリアのように煌く赤の衣装。特に年下組の漆黒の衣装からのコントラストは鮮やかで、6人揃った時にステージのムードが一変しました。扇情的な歌詞に、惜しげもなく魅せる挑発的なダンス。やられた、、と思いました。からの「MY MP3(赤西仁)」。すべて歌詞が英語のこの曲を披露する彼らは、ただひたすらに大人っぽく、そしてセクシーに見えました。会場の高揚感を乗せたまま「Whip That(SixTONES)」。ステージを降りて会場全体を煽りながら飛び跳ねる彼らに、置いていかれまいと必死で応え続けました。彼らから伝わってくるジャンプの振動が、鼓動とリンクするようで、「今、同じ空間で時を共有している」という無敵感に変わります。ここで、リチャードが私の同行者の団扇を見てめっちゃ優しい顔で頷いてくれました。Die。

先輩の曲を披露しながらも、確実にAぇ! groupの色に染まったステージになっていることに言い知れぬ感動を覚えました。リスペクトと野心がともに見えるパフォーマンス。そして、「関西Jr.」らしい元気なスタイルだけじゃなく、成熟した姿を見たいというファンの期待に噛み合う、いや、超えていく興奮をくれる裏切りが重なる。会場のボルテージはMAXです。

「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか」

暗転。いつの間にかステージ上に用意されていたキーボードに、1人残った小島が近づいていきます。歩きながら、赤いジャケットを脱ぎ、白いシャツジャケットを羽織ります。他のメンバーも真っ白のシンプルな衣装に着替えて登場。その瞬間、柔らかい風が吹いたように、会場は違った色を見せたのです。小島の伴奏で歌う「君が思い出す僕は君を愛しているだろうか(V6)」。確かな歌唱力でしっとりと優しく歌う姿に、恍惚として聴き入りました。このあとすぐ起きる爆笑なんて知る由もなく。。。

(2)につづく!

Aぇ! group Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023
2023年4月19日(水)開場11:30/開演12:30
〔京都〕ロームシアター京都 メインホール


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