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#1 新規事業の開発に向けたご挨拶



結論からお話すると、
私たちは今、障害のある方の就労をサポートする新しい事業を開発しています。
 

サービス名は
「poshulou(ポシュロウ)」と言います。

 
ポシュロウは、「たゆまぬ対話と改善で誰もが暮らしやすい社会をつくる」をミッションに掲げる株式会社TMJが取り組む新規事業の一つで、

働くことに障害のある方の、働く、働き続けるといった「就労」に向け、様々な角度からサポートをするサービス(になる予定)です。

そして、それを「ポケット」に入るような手軽さと、身につけたくなるようなカッコ良さで届けることができたら。

そんな想いから、
ポケット+就労のサポートという文脈でposhulou(ポシュロウ)と名づけました。

具体的な中身については今後、少しずつ説明させていただきたいと思います。
 
 


 
さて、
唐突に結論から話し始めましたが、
ビジネスシーンの対話で、ある種の「当たり前」にもなりつつある、この「結論から話す」に、疑問や違和感を持ったことはないでしょうか。
 


もちろん、結論から話すこと自体を否定するつもりはありません。
そうすることで、話の要点がわかりやすくなったり、忙しく、慌ただしい毎日の中では、それが短期的には一番効率的だったりします。
 


でも、その「結論」だけを求め、フォーカスする事で、その人の感情や状況、言葉の裏側にある背景、本当に伝えたかったこと、その人自身の体温みたいなものを捉える事ができないのではないか。

回り道をしても思ったことをありのままに話し、そこにまた感じたことを重ね、そこで生まれてくる感覚にまた思いを寄せていく、そんな響き合いを対話と呼ぶのではないか。と、時々思うことがあるのです。
 


もっと言えば、いつの間にか生まれた、そんな社会の「当たり前」みたいなものが知らぬまに誰かを傷つけたり、無自覚に誰かを排他したりすることに繋がってはいないか。

そんなことさえ思います。
 



今、開発しようとしているポシュロウは
就労をサポートするという文脈にありながらも、社会の当たり前みたいなものを、無自覚に押し付けているかも知れない事実と常に向き合い続けながら、

そのひとりの自分らしい働き方、ともすれば在り方みたいなものを見つけられるように、共に悩み、考えていく、そんなサービスにしたいと思っています。
 


このnoteでは、そんな新規事業の開発、社会課題の解決に向けたサービス作りにおけるプロセスと、そこにある想いや考え、葛藤、関わる人たちのストーリーをエッセイのような形で少しずつ、紡いでいこうと思います。
 



これからの発信を通じて、ポシュロウというプロジェクトに、少しでも共感してくださったり、応援してくださったり、なんだったら一緒に作ってくださる方が増えていくと嬉しいです。


 
 

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