い織り
今回ご紹介したい紙は「い織り」(四六判、連量100kg、Y目)になります。庵(いおり)の壁のようなエンボス加工が特徴になります。
い織り(赤):ページトップの赤の薔薇も"い織り"
今回購入したのは赤と濃緑になります。赤はクロコGAのしんくと比較するとかなり明るめの発色で、クロコGAのしんくに慣れていると薔薇にするには当初少し違和感がありました。しかし、明るめの赤い薔薇もありますので、今では違和感なく使用しています。
紙自体はとても柔らかめでマーメイドが折っている指の水分まで奪いそうなソリッドな感触があるのに対し、とても折りやすくどちらかというとウェット?な印象があります。個人的には指にやさしく、負担が少ない上に、形が決まりやすいので、佐藤ローズを折るのにとても向いている紙ではないかと思います。
濃緑は、薔薇の"がく"や、葉を作るために購入いたしましたが、こちらは赤との相性も良く、庵風の模様が葉を作るときにはプラスに働きますので、個人的には気に入っています。
今後はしんくをぜひ購入してみたく、ほかの例えばクロコGAなどとどのように違うのかなどを見てみたいと思います。またその時はご報告させていただきます。
以上、い織りのご紹介でした。
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