偏差値30台からの出発 ~長女、中学受験の旅
あやうく、口にしていたコーヒーを吹き出すところだった。
私の手元には一枚の紙がある。先日長女が受けたテストの結果通知表だ。
2科目合計で200点満点中、71点。3693人中、3267位。
下から数えた方が早いよね、これは。
読書が好きで、『ハリーポッターシリーズ』も読破した長女。学校の国語のテストではだいたい90点以上だったし、担任の先生からも「読解力がある」とお墨付きをもらい、本人も親も、国語は得意科目だと信じてた。
それに、小1から通っている公文では【Fレベル】(※小6相当)まで終わらせていたから、てっきり算数は「できる」方の子だと思っていたんだけど。
しかし。
しかし、である。
なめていた。なめきっていた。世間の小学3年生様を思いっきり甘く見すぎてた。
気を取り直して、どれどれ、うちの娘はどんなところで間違えたのだ?と答案用紙を見てみると……
な ん と !!!!!
漢字→ひらがな に直すだけでなく、カタカナ→ひらがな になってる!!!
またしてもコーヒーを吹き出しそうになり、母、大きく深呼吸……。
――これは、思っていた以上に厳しい戦いになりそうだ。
改めまして。
二人の娘を育てるワーキングマザーの「ポーシャ」と申します。
夫婦ともに地方出身で、中学受験は未経験。
そんな我が家が、長女の「中学受験をしたい!」という言葉に重い腰を上げ、手探りながら娘の勉強をサポートしていくようすを綴っていきたいと思います。
姉妹の子育て、特に長女の中学受験の伴走記録です。 いただいたサポートは、勉強をがんばる娘へのご褒美に使わせていただきます!