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コロナによる価値変化をポジティブに~オンラインのデフォルト時代の到来か!~

新型コロナウィルスの関係で、先週から弊社もリモートワークを始めました。 
始まる前に、いろいろパフォーマンスとか、セキュリティーとか、心配していたけど、 意外と快適で、メンバー含めて効率よく仕事が進んでいますので、 なんで今までやっていなかっただろう?と考え始めました。

どの会社にも在宅を推奨している方が少数いらっしゃると思いますが、大半が黙っているのは割と反対派が多いからでしょう。 反対の理由はさまざまですが、非常に論理的に聞こえます。

また、以前から在宅を実験している会社様もいて、そこで「効果が明確じゃない」という声も聞こえています。実際に体験した方々からの声だから、間違いないでしょうと、信じていました。

でもしかし、全社で在宅勤務を開始して1週間ちょっとですが、 チームとのコミュニケーションも、お客様との商談も、課題はもちろんありますが、 思ったよりスムーズです。

チームメンバー(たったの15人ですが)のモチベーションも今のところ全然落ちておらず、 期間が短いのでパフォーマンス向上とまでは言えませんが、通常通り仕事ができていると断言できます。

在宅って本当に効率悪いものなの?
実験せず他人のいうことを聞いて思い込んだだけなのでは?
そしてその主張している「他人」も、もしかして他の「他人」から同じ話を聞いただけの可能性もあり?
僕らは自分の今までの「経験」に騙されていませんか?

僕は、新型コロナウィルスが落ち着いたら、将来の働き方は劇的に変わるかもしれないと思っていて、人材業界でも、皆さんが想像すらしかなった変化が起きるかもしれません。

今後起こりうる変化について、いろいろ想像して見て、少し怖くなってくることもありますが、僕が色々妄想していたことをちょっと書いて皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

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変化1:オンラインコミュニケーションの手段と質は一気に進む 

オンラインコミュニケーションの技術自体は新しくありません。以前からLINEなどですでにオンラインで通話が出来ています。
インターネットの通信量の拡大とともに、音声がより安定的になり、ビデオにしても複数参加しても安定し始めているぐらいだと思います。

でも今回のウイルスで世界規模での在宅要請により、オンラインコミュニケーションツールが一気に成長しましたね。 Zoomから始め、Teams、hangout、Facebookも始めましたし、元々利用されていたLINEなども利用拡大が起きているようです。

それが重要です。技術はどんなに進化しても、社会的に求められない限り意味がありません。 そして求められないのも、ものがダメではなく、ただタイミングが来ていないだけです。 
そういうのが「時代」ということでしょう。

さらに、5Gにまつわる様々なサービスも舞台に登場し始めています。オンライン会話の質が劇的に上がり、まるで対面で話しているかのようにさえ感じるでしょう。そうなれば、オンライン化は徐々にデフォルトになりますし、もっと「恐ろしい」こともあるかもしれません。

考えてみてください。もし将来の職場で、メールはテキストではなく、ビデオ一本で、隣に自動音声識別でテキストが自動的に落とされているようなメールが送られたら、驚きますか? その時代はもう来るかもしれませんね。

人材業界の皆さん、それを考えると、今のように一人一人の候補者と対面で面談していられますか?
テキストばかりのスカウトメールを送って怖くありませんか?
紙で求人票を印刷して、もったいないと思いませんか?

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変化2:EC化の比率は飛躍的に上がる

アメリカや中国と違って、日本のECビジネスは国の規模ほど成長していません。 高齢化の問題もあれば、そもそも国民が買い物の「体験」を求めているケースが多いのも理由の一つだと思います。 

ただ、新型コロナの影響でスーパーに行くすら怖くなるので、仕方なくECで買い物をする人がたくさんいるはずですので、ECの普及に期待できます。

海外の状況を見るとまさにそうですよね。 
アマゾンアメリカはなんとこんな状況の中でさらに30万人雇用追加しています。(さすがアマゾン)
中国はもともとEC普及率が高いなかでさらに高まり、ドローン宅配など一気に進んでいます。
もちろんウィルスが落ち着いたら一定レベルに落ちるでしょうけど、 ECの習慣が少しでも慣れれば、今後も一定レベル続けていくでしょう。

これは人材業界と関係ない?と言いたい方もいるかもしれませんが、 実に関係深いです。 求人探しも、候補者集めも、ECと同様でお店(エージェントのオフィス)に行くのではなく、ネットショップ(ウェブサイト/チャットツール)で探し始めることが多くなります。

化粧品メーカーと同じで、ネットショップがどれだけきれいに飾って、情報を分かりやすく表示して、 すぐに相手の心をつかんで購入してもらうことは大事になります。

今までは、「情報を多く集められる」ほうが勝ちという時代でした。
今後は、もしかして、集めるだけでなく、「人のほしい情報をすぐ届けられる」ほうが勝ちになっていくかもしれませんね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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