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なんでなんswitchは、僕のやん。決定権は僕やん。


switch

僕が最近買った任天堂switchを
職場に持ってきて、遊んでいると

おっさんが
休憩室に入ってきて言った。

「ゲームこうたん?なにそれ?switch?」

(今集中してるのになー
しゃべりかけんなよなー
ほんまハゲとるなー)

なんて思っていると…

反応が返ってこないことを
不審に思った
おっさんが再び話し始める。

「それswitchちゃうん?今流行りの!
switchやろ?それ!なんぼしたん?」

(今はうざいなー
今じゃないねんなー
ほんまハゲとるなー)

こう思っていたのだが…
仕方なく
おっさんに返事を、返す僕。

「switch!」

おっさんは、
(おッ!?いよいよ…
返事きた…?)
みたいな顔をして
質問を続ける!

「いつこうたん?
 なんぼしたん?」

(それ聞いて何になるねん…苦笑)

鬱陶しさ全開なので
適当に、返す僕。
「おととい!」

ちょっとだけおっさんが
トーンダウンした笑
聞こえるか聞こえないか
ぐらいの声で言う。

「ふーん………」

(あ、冷たすぎたかな?対応…)
って思ったので
ゲームから集中を、おっさんに変えて
僕が言う。

「なに?switch興味あるん?
やってみる??」

なんでか、わからんけど
早い目の返事でおっさんが言う。

「え。いいわ。僕ゲームせんし笑」

(はぁぁッ?????
今自分が散々聞いてきたんやろッ!?
じゃあ、今のなんやってん!?)

と、だいぶ目的のわからないトークにイラッとしていると

美奈代が休憩室に入ってきた。

「らむと。なにしとん?
それ、switch?」

(コイツもかよ…苦笑)

ドドドドってな展開で
美奈代の
休憩室への入場と質問が
同時に来たもんだから

さっきまでの
展開を踏まえて
僕も咄嗟に答えた。

「そう!やる?」

(あ、やべ…さっきの会話が
頭の隅に残ってて
反射的に聞いてもた…)

返ってきた返事はというと…

美奈代
「やったっても、ええで?♪」

(まずいよ、まずいよ…この展開…
頼んでないのに…)

美奈代
「ほら、なんて言うの??
そういうとき!」

(うざ、うざ、うざ…笑)

でも、気づくと
僕は、美奈代の引いた路線を
歩かされていた…

「美奈代ちゃん、お願いします…苦笑
僕のswitchやってもらえませんか??苦笑」

美奈代
「ま、今暇やし…やったってもええで♪」

横から謎の声もした…

「僕もやったってもええけどなー?
ほら、なんて言うの?笑」


(な・ん・で・な・ん??????)


今は、美奈代ちゃんとの
寸劇やん!
なんで、あんた今のタイミングで
さっきサラッと断っといて

入ってこれるん???
ってイラっとしてたら…

美奈代が言った。
「え、なんでよ!?
ほらぁーなんて言うの?笑」

(くっそー、寸劇やとしても
さっきアッサリ断ってきよった
おっさんにお願いするんかー笑
なんか、悔しいなー苦笑)

って思っていた。
2秒ほど。。。

そのときの、おっさんは
目を輝かせて、僕からの

「お願いします。僕のswitchやって下さい!」

を待っていた!
2秒ほど。。。

約2秒の沈黙を破ったのは
美奈代。

「ほらぁーちゃんと言いなさい!!
おっさんも、いい歳なんやから
switchやらせてって!
らむとにーッ!!
やりたいんやろ?
恥ずかしがってんちゃうぞ!」

「あんたと、私はちゃうからなッ!!笑」

その言葉を聞いた
僕はというと…

(な・ん・で・な・ん??????)


(らむと)
なんで美奈代味方なん…笑
でも寸劇の中では
味方なんやんな?
信じていいんよな…
え…でも何様笑

 

展開変わって
その言葉を聞いた
おっさんはというと…

 

(な・ん・で・な・ん??????)


(おっさん)
なんで、僕はあかんの…笑
僕も、らむとにお願いされるはずやん…
展開的に…笑

僕らの困惑など
気にもせず
静かな空気の中
美奈代が言った!

「ほらー、あんたら今や!
仲直りしッ!!!」

おっさんと僕は顔を見合わせて
心中で思った…


(な・ん・で・な・ん??????

ケンカなんてしてませんけどッ…笑)

 

書いてて思ったけど
なんやこれ笑

これが、僕らの日常…

また次回。


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(๑╹ω╹๑ )