マガジンのカバー画像

沖縄、カメラ、星空、そして焚火

68
沖縄で出張撮影・星空フォトをやっているポルコフォトグラフのフォトグラファー、ポルコことミヤイチです。 自分が子供のときから子供が好きで(笑)、いまのメインテーマも子供撮影。最近… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年5月の記事一覧

美しきかな、与論島の海

美しきかな、与論島の海

先日与論島に出張。
沖縄在住ではあるが、与論島、というか鹿児島県初上陸であった。

結論からいうと、あまり期待していなかった分、人も自然も最高に素晴らしかった。

沖縄からフェリーなら安く行けるし、今度はプライベートで行ってみたいな。

なかでも干潮の時間にだけ現れる砂浜の島、百合ヶ浜が美しかった。

出港のときは雨交じりの曇り空だったが、徐々に天候は回復。
百合ヶ浜に着いて撮影を始めると青空も広

もっとみる
ウミガメの涙

ウミガメの涙

先日深夜、友人よりLINE。

「ウミガメが産卵のために上陸」

バタバタしているので次回、と思ったのだが、辛抱たまらなくなってクルマを走らせた。

到着したときはまだ産卵場所を探しているところで、しばし待機。

どうやらまだ出産経験がない、もしくは浅い個体で、慎重な上に慎重を重ねて産卵場所をじっくりと探しているらしい。

そしてようやく場所が決まったようで、ボランティアさんの合図でウミガメの元へ

もっとみる
与論島と芭蕉布

与論島と芭蕉布

芭蕉布、沖縄だけじゃなかったんだね。ヨロンでも芭蕉布は織られていて、糸芭蕉から糸を績んでいた。

沖縄では芭蕉布を織りたい人はいても、糸を績む人がいないと数十年前に聞いた。昔は畑仕事の合間にお婆さんが績んでいたが、地味ながら根気のいる作業のため、なかなかそれをやりたがる人がいない、と。ここでは家族で績むのだそうだ。お子さんも糸を績むことに興味を持ち、手伝ったりしてくれるのだそうだ。

ふと見

もっとみる
R-D1でお写んぽ

R-D1でお写んぽ

梅雨入りとなった沖縄だが、なぜか良い天気。
そういえば去年もそんなだった気もするなぁ。

空梅雨だと嬉しいけど、水不足になるのも困るし悩ましいところだ。

現像したデータを変換するのに時間がかかりそうだったので、MBP君が働いてくれている間、R-D1を持ってお写んぽに行ってきた。

とはいえ、どこに行くかまったくノープラン。作業中だからそう遠くへは行けないし、近くに良いところはないか考えたところ、

もっとみる
末吉公園のホタル

末吉公園のホタル

家から比較的近い場所で、ホタルが確実に見られる場所が那覇の末吉公園。まだで始めたばかりのようで、数はまだまだだったけど、この日は某高校の理科の先生と出会って話をしながら撮影できたので楽しかった。いつも一人だからね(笑)。

かなりの数を重ねないといけなかったけど、それでもなんかいまひとつさみしいなぁ。あまり動きがなかったからなぁ。それともまだまだワイドなのかなぁ? たくさん出て来るまでに良い塩梅を

もっとみる
星空とホタル

星空とホタル

星空をバックに写真を撮る島宙記念寫眞を始めたこともあって、最近はよく星を撮るようになった。最近お気に入りの場所は八重瀬町のぐしちゃん浜。

この前末吉公園でホタルを撮影したあと、その足でぐしちゃん浜へ。
狙いは天の川だったのだが、景色が気に入ったらそれと関係なく撮影していた。あまり良い構図ではないけど、手前の花も入れて撮りたいなぁと思いここで撮影。まだ月が沈んでいないので空が明るいので青っぽいけど

もっとみる
子供の頃からクルマ好き(WRCフォト)

子供の頃からクルマ好き(WRCフォト)

子供の頃、スーパーカーブームがあったこともあって、クルマやバイクが好きだった。F1はセナから、という人も多いと思うが、オイラはFUJIスピードウェイで始めてF1が開催されたときから好きという筋金入り。

仕事もバイクやクルマに関することができたらなぁ、なんて思っていた。最初こそ官能小説の編集部だったけど、転職した広告制作会社ではN系のディーラーのチラシを作り、さらに転職した先はS社(って書く必要な

もっとみる
アフリカで写真を撮る楽しさに目覚めた 最終回

アフリカで写真を撮る楽しさに目覚めた 最終回



とにかくアフリカはスケールが大きかった。
ここも単なる盆地なのかと思ったら、地球の裂け目なのだそうだ。
二日間のバカンス?を終え、いよいよサファリラリーの取材が始まる。

スタート&ゴールはナイロビのケニヤッタ国際カンファレンスセンター前の広場。ナイロビはかつてイギリスの植民地だっただけあって、サバンナやスラムを感じさせないほど近代的な都市だった。

この年のサファリラリーは、WRCから外れて

もっとみる
アフリカで写真を撮る楽しさに目覚めた その5

アフリカで写真を撮る楽しさに目覚めた その5

ずいぶんと久しぶりの更新。

サファリツアーでは、マサイの村にも行った。とは言っても観光マサイだそうで、たしか米ドルで20ドルだったような気がする(村にはちゃんと暮らしている感じではある)。

案内役のマサイの若者は腕時計をふたつもし、スニーカーを履くなど、だいぶ都会チックな様相ではあった。もしかしたら普段は普通に街で生活しているのかも知れない。もっとも腕時計もスニーカーも派手な衣装が好きなマサイ

もっとみる