手料理はおいしさ偏差値60以上
料理においしさの点数がつくとして、きっと偏差値60以上は取れると思う。だって、普通の材料で、普通に作ったら、まずくなりようがないのだ。
多少雑な手料理でも、超高級店を除いて、ファミレスやファストフード店、ましてやコンビニ弁当には負けない。
(超ド偏見をお許しください。)
我が家はキホン3食手料理
我が家では、生まれたときからほとんど家で食事する。
基本は、お母さんが調理する。お母さんの都合が悪いときは僕やお父さんも手伝う。
朝、ご飯とみそ汁
昼、パスタ
夜、生姜焼き&ごはん&みそ汁
こんな感じが我が家のド定番。
ほっぺたが落ちるほどおいしかったり、
目を見開いて感動するほどのことはない。
が、これが一番健康的で、
おいしいことをちゃんと理解している。
外食大好き人間になった
そんな毎日だったから、時々ある外食をいつも楽しみにしていた。
マクドナルドに行けるってだけで本当にうれしかった。
きっと、普段と違う味ってだけで刺激的だったんだと思う。
おいしいではなく、外食のわかりやすい濃い味付けが僕を喜ばせていた。
コンビニある、から揚げやフランクフルト、おにぎりも好きだった。
スナック菓子も。
たまにしか食べられないから、親戚の集まりや、友達の誕生日なんかには必死になって食べた。周りの大人に、笑われるくらいに。
高校生になって、行動範囲が広がる。
親に目の届かないとことで、買い食いした。
部活終わりに食べる、焼き鳥やスナック、ジュースは本当においしかった。やきとり10本は余裕、カルピス2リットル一気飲みできる、コンビニメロンパンも何個でも食べられるわ!って本気で信じてた。
コンビニ飯の苦い思い出
親の目の届かないところで買い食い人生を謳歌していた時、
ついに悲劇が起きた。
友人と個人的に部活の合宿をした。学校とは非公式に、スポーツセンターを貸し切り、素泊まり宿を予約した2泊3日の合宿だった。
メンバーはみんな男子高校生。
食べ物に対するこだわりはゼロ。腹が膨れれば何でもいい。
近くに安い定食屋があるわけでもなく、食事はすべてコンビニで調達することになるのは自然な流れだった。
ところが、僕の体はこれを受け付けなかった。
2日目の朝にはニキビが現れ、食欲がなくなり、ついに昼食で戻してしまったのだ。
原因は、加工食品の食べ過ぎ。
添加物のたっぷり入った食品を僕の体は拒否したのだ。
これ以来、添加物が入った食品独特の
変な風味や、嫌に残る後味が苦手になった。
手料理はおいしさ偏差値60以上
あの事件以来、手料理は非常に尊い存在だとわかった。
いわば、一種のブランド。
香料、保存料、無使用
もちろん、手料理は目の前の人を思って作るものだから、
愛情って意味でのブランドもある。
今回は、料理の愛情に関しては、くさい話になるからやめておく。
愛情ブランドを抜きにしても、
手料理の味は、コンビニ弁当、インスタント食品をはじめとする加工食品に負けない。
家で料理していて、味見したあと、
甘味が足りないなとおもって、アスパルテームを入れる人はいない。
砂糖なり、ハチミツなりを入れる。
保存期間を延ばしたいからといって安息香酸ナトリウムは入れない。
冷凍や冷蔵保存するだろう。
だから、家庭料理では変な味がしたり、気持ち悪くなることはない。
多少、しょっぱいとか、辛いとかはあるかもしれないけど(笑)
季節の野菜とお肉を油と塩コショウで焼く
ご飯をお水で炊いて、お味噌汁を作る。
たったこれだけで、おいしさ偏差値は60を超えるだろう。
ガツンとくる、甘味や塩味からくる満足感はない。
でも、肉の油、野菜、米の甘味を感じることができる。
こうやって素材の味を楽しむことができる食事は手料理の魅力である。
最後まで読んでいただきありがとうございます。あの事件以降、一人暮らしして、料理できなかったら死ぬなと思い、料理するようになりました。これからも作ってアップしていきたいと思います。
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