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中国歴史に見る変化適応

僕には兄貴がいてその兄貴の影響もあり、小学低学年の頃にKOEIという会社の『信長の野望』や『三国志』のゲームをやっていた。

はじめはゲームの中で国を取るために内政、軍事、外交を駆使しながら、タイミングを見計らって戦を仕掛ける(たまに仕掛けられる)。そんな感じでゲームをやってた。

歴史に興味が出てきたのが社会人になってから。それまでは調べるというよりも教えてもらう事がほとんどだった。

日本史よりも中国史が取っつきやすく『三国志』を見る様になった。

日本だと有名な『横山光輝 三国志』のアニメ、単行本から入り『三国志 Threekingdoms』で改めて面白いと思った。それからその時代より前の『項羽と劉邦』も気になり出しドラマも見た。ついでにいうと『孫子兵法』も面白い、日本語吹き替えが無いけど。

『三国志』は描いている著者で見え方が違う様に見える。(演義ベース)

『横山光輝 三国志』は『漢の復興』を目指す劉備をフォーカスしており、平民から皇帝にまでなった劉備を描く事で様々な物語の展開が面白い。魏の曹操はそれを防ぎ新たな時代を作っていく革新者という感じ。

『三国志 Threekingdoms』では群雄割拠の時代から三国鼎立を描き、晋までは描かれていません。この中の曹操は、新たな世を作る革新者で人材を重用する事で成功をおさめます。現代でも曹操は有能な上司モデルにも通じるので、好きな人はいると思います。劉備は『漢の復興』を目指していくが人材に恵まれるも、時に感情的になり過ぎ判断を誤ってしまう。自身亡き後は軍師 諸葛亮に後を任せるも最終的に降伏に至ります。

『項羽と劉邦』を見ても、『項羽』は楚という国の復興をし天下を取る事を目指しました。『劉邦』は新たな世を作る事を目指し仲間を重用しながら『項羽』を破りました。

『劉邦』と『曹操』は時代は違えど変化していくことを恐れず突き進んだ。

『劉備』と『項羽』は過去に戻ろうとした。

この2つの話から変化適応の大切さに気が付きました。

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