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もっと自由に!


昨夜ベッドの中で理由もなく『獄中のユーチューバー』という作品を思い返した。

その作品は、僕が学生のうちに書いた最後の戯曲です。

卒業後、新潟古町えんとつシアターでの上演のために、改稿作業をして「新潟版」として生まれ変わった。

それが、「ぺぺぺの会」の前身ユニット「fukurodanotaki」で上演した最初で最後の作品。


改稿前の戯曲では、クライマックスで、「つね」っていう登場人物が「かしら」っていう登場人物に絞殺されてしまう。そのシーンが、昨夜眠りに落ちる前にとうとつに甦った。

「そういえば、どうして『かしら』は『つね』を殺してしまったんだっけなァ……」

気になって、「いやはやどうしてだっけなァ」と考えているうちに眠りに落ちてしまっていた。アラームが鳴って、外は曇り空だけど夜よりは明るく、僕はいつも通り食器の片づけをして、いち日がはじまる。新作の戯曲執筆は思うように進まない。文体が、定まっていないから。

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900字
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