いつの時代も苦難がある

こんにちは、アラサーOLきよこです。

今日は全国共通テストの日なのですね。

とっても素敵なお天気です。

受験生の方たちがぜひ全力を発揮出来ますようお祈り申し上げます。

こんなどこの誰とも知れないアラサーの応援を求めている人はいないでしょうけれど、自己満足でも陰ながら応援したいと思います。

***

今年の受験生は本当に大変な思いをしているだろうと思います。

コロナと政府の方針に振り回され、テスト形式は新しくなり、息抜きもしづらく、友人と励まし合いながら勉強することも出来ません。

緊急事態宣言の最中に受験会場に行かねばならず、しかも予断を許さない状況でもあります。

本当に皆が満足できる結果になるといいな、と勝手に思うだけは自由です。

今年成人した方たちも、卒業や入学した方たちも、本当に残念で辛いこと、悲しいことが多いだろうなと思います。

何のために高額な学費を払って大学に入ったのだろうか、と思った方たちも少なくないはずです。

全てが報われることは難しいかもしれません。

その人にとって人生の大事なイベントは一度きり、どうして今年?なぜ自分の時に限って?そう、思ってしまいますよね。

困難を乗り越えたら成長できるなんて、オトナは綺麗事ばっかり言いやがって、と思いますよね。

それでも良いと思うのです。

人を傷つけてはいけないけれど、心の中までイイコにならなくても大丈夫です。

傷ついた、悲しい、辛いと言っても大丈夫。

そんな自分を受け入れてあげてほしいし、
5年後、10年後、あの時は大変だったね、と友人と笑い合える日が来ると良いなと思います。

***

自分の昔話をし始めたら年をとった証なのですが、私が学生の時もリーマンショックや東日本大震災などがありました。

今のアラサーは、バブル崩壊時に生まれ、もはやどう足掻いても失敗のレッテルを貼られたゆとり教育を受けてからの、不況、震災による就職氷河期を経験している世代です。

きっといつの時代もどの世代も、何かしらの苦難はあるのです。

今はもう、「あの時は大変だったよね、どうしてた?」と、久々に再会する友人としみじみ思い出しては語り合えるようになりました。

案外、同じ苦難を経験した人たちとの絆は強くなるものです。

今回のコロナの件も、人生の一大イベントには被っていないものの、働き盛りのアラサーにとっては大打撃です。

そういう人生の苦難を乗り越えていけるように力をつけて、周囲の人たちとお互いに助け合っていきたいと思います。

***

これからは個の時代と言われています。

コロナの影響で、ますますその感覚が強まっている気がします。

それは資本主義の行き着く先なのかもしれない。

何かあった時のために知識やスキルを身につけておく、大いに良いことです、全て力になるでしょう。

じゃあ力がない者に価値はないのだろうか、と不安になります。

でもやっぱり、一人で出来ることには限界があって、周囲を頼ってもいいし、協力して助け合うこともとても大事だし、それを自分に許してあげたい。

人間は本来強い生き物ではなくて、助け合うことでここまで繁栄したのだということは、覚えておいても良いなと思っています。