なぜ私はいじめられたのか、考察してみた。(超いじめられっ子が人に慕われるようになった話。③)

ぽぽみうむです。
①では、過去のいじめエピソードを、②では、いじめが私の人格や価値観に与えられた影響を話しました。そして、今回は、なぜ、私は2度もまあまあハードないじめを受けたのか、10年近く経った今だからこそ考える、原因を書いていきます。

まず、先に言っておきますが、「こんな考察しているということは、いじめられる側に原因があるってことだな」と思わないでください。いじめられっ子は、いじめられる素質は確かにあると思っています。ですが、いじめが助長される理由は一切ございません。いじめっ子への救済の意味は一切ございませんし、いじめをする人間は、私は、全力で拒絶します。

そんな訳で、考察します。

①「長い物には巻かれろ」を知らなかった
私は、親戚中の中で末っ子で、わがまま放題でした。なんだかんだ、親戚や、親は弱者である年少者に加担してくれます。そんな、無敵環境下で育った私は、学校に入り、やっと、「世の中には権力を持つものがいるんだ」と知ることになったのです。
中学のいじめのきっかけは、ボス男子の悪事を先生に話の流れで伝えてしまったことだったので、その時から「黙っておくほうが得策」という考え方ができていれば、こうならなかったと思います。

②空気を読めなかった
社交の場では、普通は、相手の表情や、場の空気を読み取って、言葉を選んだりすると思うのですが、私は、そういうことが苦手でした。小学1年生の時の授業参観で鼻ほじってたくらいにはマイウェイ歩んでいました。
男の方って、いじるのが好きだと思うのですが、いじられた時に「も~、やめてよ~」って感じで、上手に男性を立てられる女の子は1軍にいると思います。
私は「は、てめえに馬鹿にされる筋合いねえし、テストの順位、下から数えた方が早い奴が何言ってんだ」とか、そういったマジレス的解答しか思いつかなかったので、そりゃあ、男女問わず支持されないよねって感じです。

③他人任せだった
こちらは、①、②が要因となって、実際にいじめられた時の反省点です。
いじめが起こった時、私が取った行動は「無視する」「諦める」「相手を心の中で恨む」くらいでした。
ある友人は、「無視されたことはあるけど、強引につきまとい続けていたら、向こうがあきらめて仲間に入れた」と言っていました。また、メンタリストのDaiGoは、いじめっ子に、工作室にあったナタを投げつけた結果、状況が変わったというエピソードをお持ちです。
しかし、私は「いじめっ子が悪い、私は悪くない」と思うだけで、SOSを発するとか、「やめて」というとか、何もできませんでした。ちなみに、多人任せの性格も、末っ子に由来すると考えています。


大体こんな感じです。私は、ストレングスファインダーを用いて、自分の強みとかを調べたのですが、「内省」という特徴が一番顕著でした。このことからも、私は、「他人に関心がない」という重大な欠陥を持っているのだと思います。その結果、①、②のように、「長い物に巻かれる」ことや、「空気を読むこと」を、習得する前に、義務教育を受けることになってしまったのだと感じています。

そんな感じで、いじめられていた当時は本当に苦痛でしたし、いじめられるような人格者であることも辛いと感じているのですが、反省点が浮き彫りになったし、学ぶこともありました。次回は、具体的に、「いじめから学んだこと」「いじめとどのように向き合ってきたか」を共有していきます。

今後ともお付き合いいただけたら、幸いです。

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