シールでつくる九谷焼。ポップでかわいい【KUTANI SEAL】
思わず笑ってしまう、かわいい猫ちゃんのお皿をいただきました。
かわいくてクセのある絵柄にはある秘密が。
なんとこれ、明治時代から続く伝統ある窯元の6代目がつくった
「シールでできた」九谷焼なのだそう!
九谷焼のイメージって?
先日、友人にもらったこのお皿。
漫画のキャラクターのような
ポップな猫ちゃんたち。かわいい~。
何のキャラ?どこで買ったんだろう?
自分が貰って嬉しかったものは
他の人にもおすすめしたくなるので
結構調べてしまうタイプのわたし。
入っていた箱を見てみると
【KUTANI SEAL】と記載。
クタニ…シール??なんだなんだ?
なんとなく「九谷焼」っぽいような気もするけど…
調べてみよう。(よくわからない)
《九谷焼とは》
謎と多様性に富んだ色絵磁器
九谷焼は石川県南部を中心に生産されている色絵磁器です。その歴史は〈古九谷〉と〈再興九谷〉に大きく別けられます。
九谷焼とは/ 九谷焼窯元 上出長右衛門窯 http://www.choemon.com/
九谷焼と調べるとこういう色鮮やかな陶磁器がたくさん出てきます。
豪華絢爛、高級なイメージの九谷焼。
なんでも鑑定団によく出ていたような…
素敵だなあとは思うけれど、あまり「身近」ではない印象でした。
"転写シール"でつくる九谷焼!
それがなんと、(説明書によると)シールで貼ってできるんだそう。えっ何それすごい。
転写シールってあのこすって貼るやつ?
(ポケモンのやつ持ってた気がする)
確かに直接絵付けされている器と比べて、
ちょっとだけ柄に立体感があります。
でもシールとは全然思わなかったです。
伝統を新たなカタチに
こちらの販売元である上出瓷藝(かみでしげい)さん、
明治12年創業の九谷焼窯元「上出長右衛門窯」の
6代目、上出惠悟さんが設立した会社だそう。
九谷焼の伝統を守りつつ、
若い世代にも親しみを持ってもらえるよう
新たな要素を取り入れた商品にも挑戦している上出さん。
シールにしてしまうというアイディアがすごい!
どうやって思いついたんでしょうか…。
KUTANI SEALさんのWEBサイトには
ワークショップの情報も載っていました。
全国各地で開催しているみたいです。
自分でシールを選んで貼り、
窯元で焼いたものを届けてくれるんだそう。
絵柄も色々あってみてるだけでわくわく。
これは絶対楽しい!2020年のやりたいことにしよう!
調べてみるとおもしろい
食器は好きだけど、九谷焼=高級品で
自分には縁のないものだと思っていました。
でも、これなら雑貨屋さんなどで見かけたら
何も知らなくても思わず手に取ってしまいそうです。
「新しい」と思っていたものが、
実は昔からある伝統工芸から始まっていたもので。
ちょっと興味を持って調べてみると
思わぬ発見があって楽しいですね。
そこから実際に体験したりするともっと
楽しいんだろうな。
誰かに話したくなる、わくわくが詰まったお皿
KUTANI SEALでした。
今度は、私も誰かに贈ろう。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?