ざくろのカードを作成しました*
水彩色えんぴつを用いて
ざくろのカードを作ってみました。
普段使わない画材で描くというのは
私にとっては冒険なのですが、
私なりに形にできた、という
納得をどこかで得ることになって。
それが良かったなあと思えています。
ザクロらしさを描くのは
けっこう難しいなと感じていましたが、
ザクロの色艶や起伏や模様などに触れて
その一部や要素を分けてもらって
一枚に描く、ができたことが
「じゅうぶん、まる」という風に認められています。
静物を描くことや、
長く向き合い続けること、
立体的に描くこと、などなど…
苦手意識を感じていたり、
もしくは惹かれていなかったり、
いちど冒険に出ることで
自分と合わないと感じるポイントが
にじみ出てきて、
逆説的に、自分の好きや
マッチするものや自然な流れが
浮きあがってくるように感じています。
正直に向き合って
目の前に現れた絵の中に
表裏、山谷が潜んでいるイメージです。
水彩表現がじゅうぶんでなくとも…
じゅうぶんのなかみを何とするか、
何でじゅうぶんを満たしていくのか、
正直に問うことで
その解は自ずと明らかになっていくのだと
思っています。
今回も、たくさん試行錯誤がありましたが…
ああでもない、こうでもないと
大きく逸れるような…
放り出されるようなことも繰り返しながら、
舞い戻る道を踏みしめて。
弾んで、進み行けるといいなと思います。
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