見出し画像

小豆島への旅

私に物欲はほとんどないのですが、好奇心はもう最高度の温泉のようにフツフツといつも湧き出ていて、止まることがない。日本中に行ってみたいところが本当に沢山ある。私の環境や体力や運転の技術にも寿命がある。ここまで生きていると、周りを見渡してもいつ何が起こっても不思議はない。なので多少無理をしてでも行きたいところには行きたい順に行こうと、心に決めているのだ。私にとって自分の五感をフルに高めて、心が揺れる時間が、一緒に喜んで楽しんでくれる人がいることが大切なのだ。

朝1番の新幹線で岡山駅、レンタカーで(船嫌いの私の)人生初のカーフェリー🚢瀬戸内海は波がなく、肩透かしされるくらい何てことなく小豆島へ。

1年のうち300日はお昼に食べるくらいそうめんが大好きな私達を、このシンプルな美味しさと安さ(値段☆)と盛りのよさで感動させてくれた。やった!

エンジェルロード、
日に数時間の引潮で小島まで道が出来て、恋人達が一緒に歩くと願いが叶う?ま、そんなロマンティックは信じてませんが、この貝殻の願い札が吊るされていて、カラカラと音をたてて揺れている。30℃の照りつけたビーチはとにかく暑かった〜☀️

イサムノグチの遊具があるオリーブ公園。大人が滑ると、思いのほか振り回されて怖い。

海と風車。魔女の宅急便のモデルになった場所で(無料貸出の)ホウキ🧹にまたがりジャンプしてみんな記念撮影♫海と空の青に風車の白が映える。


収穫直前のオリーブがたわわに。オリーブソフトクリームも。色が綺麗。オリーブってあまり味はしないけどまぁ雰囲気?

古い立派な木造の醤油醸造蔵が沢山あり、何とも言えない醤油の香ばしい匂いが外まで立ち込めていて醤油の風を全身に浴びてる感覚「ん〜良い匂い〜」
バス停が醤油樽を使ったベンチの待合スペースになってたりして可愛いかった。

初めて見た醤油ソフトクリーム。ん〜みたらし風?

宿泊候補だった新しい姉妹宿の方の「海音真理」を見学に。こちらはオリーブ懐石料理で、すぐ裏はプライベートビーチ風になっていて散策していた。素敵な海辺リゾートには静かなロケーションが必須ですね。

実際に泊まったのは↓↓↓↓こちら。

「島宿真理」こちらも旅の目的の1つでした。大人気の小さな宿で(7部屋?)華美なところはないが品が良く、もてなしがとても温かい。貸切り露天風呂も木で、トイレの手すりが流木だったりします。

部屋でのウェルカムデザートは手作り胡麻アイスとお茶。おーいし!大きな瓶の並ぶ季節の果実酒は好きなものを選んで(好きなだけ)持って来てくれる。いつもは全く飲まない私も、はっさく酒をソーダ割りで頂きました。

そう、部屋風呂は自分で酒風呂にできるように日本酒の大きな瓶が置かれていた(笑)湯を張ったらこの日本酒を全部を注いでください!って贅沢だ。

野菜や魚介を中心にしたラインナップ。下のローストビーフはオリーブ牛と言って、商品にならないオリーブを食べさせた牛。結構コッテリしてますが、若者には人気でしょう。デザートはベリーのアイスと小さいチーズケーキ。

島宿真理は、醤油懐石料理コース。用意された小皿の数種の醤油たち(工場ごとに醤油の味が違う)の区別は今ひとつよく分からず、まぁどっちでもよいかも?あはは、大変美しくおいしいゆったり夕飯でした。

翌日イサム・ノグチ庭園美術館への船の時間があって、朝食の時間を繰り上げてくださった。この朝食は今までで食べた宿の中でトップレベルで美味しくて感動しました。

土鍋のごはんが美味しい。この時最初に出された冷たいザクロとパイナップルのスムージーは我家の大人気。なんだか食べることばっかりになってしまいましたが、もしよろしければ是非是非❤️みなさんも醤油懐石のクオリティの高いこの宿へ。

太陽サンサン元気になる、ピーカンの眩しく楽しい小豆島でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?