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適応障害を乗り越えるためにやったこと

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は、
「適応障害を乗り越えるためにやったこと」
というテーマでお話したいと思います。

僕自身2023年の8月頃に
ベンチャー企業での度重なる仕事のストレスや
長時間労働が原因で適応障害になった経験があります。

また、僕の公式LINEがあるのですが
そちらに来るお問い合わせでも

「同じく適応障害になり休職中です」

という声を非常に多くいただきます。

そこで今回は、僕自身が適応障害になってから約半年間、
乗り越えるために何をしたのか、具体的にやったことを
時系列ごとにお話していきます。

  • 現在適応障害になってどうすればいいのかわからない

  • メンタル面の不調で仕事を休むか悩んでいる

  • とりあえずメンタルが良くない

そんな方にとって参考になる内容になっていますので、
ぜひ最後までご覧ください!



適応障害診断〜診断後1ヶ月


まず、適応障害と診断されてから診断後1ヶ月の期間です。
おそらくこのnoteをご覧になっている方は
この辺りの期間の方が一番多いのではないでしょうか。

この時にいちばん大事なのは、

「とにかく休むこと」

です。

「仕事が辛すぎて夜も眠れない」
「仕事のストレスで食欲も落ちてきた」
「仕事のことを考えると涙が止まらなくなる」

などの症状が出てきたら、適応障害のサインです。
一刻も早く心療内科を受診して、診断書をもらいましょう。

※上記の症状は実際に僕に起こったものです。

我慢してでもやらなければいけない仕事なんてありません。
大事なのは仕事ではなく、あなた自身です。

「でも仕事が・・・」
「私が休んだら周りの人に迷惑をかけてしまう」

そう思う気持ちもわかります。
僕もあなたのように真面目で責任感の強い人間でしたので、
仕事のストレスを自分1人で抱え込んでいました。

でも、適応障害になって気づいたんです。

仕事って、自分がいなくても勝手に回るものなんです。

だからもし精神的に強い異変やストレスを感じたのであれば
今すぐ心療内科を受診して診断書をもらい、
その診断書を会社に提出して休みましょう。

そして休んだら、徹底的にストレスの原因である仕事から離れ、
好きなように生活しましょう。

起きたい時に起きて眠くなったら寝る。
テレビやアニメを見たりゲームするもよし。
食欲が戻ってきたら食べたいものを食べるもよし。

僕も1ヶ月くらいはアラームをかけず好きな時間に起きて、
Amazon Primeで進撃の巨人のアニメを一気見していました。
あとはペットと戯れるのもすごく癒やされて効果的です。

おすすめは、お笑い番組などのエンタメを楽しむこと。
笑顔が戻ってきたら徐々に回復しているサインです。

休職期間は、休むことが仕事です。

休んでいたら徐々に今までのストレスや不安が和らぎ、
メンタルも安定してくるはずです。

だからまず1ヶ月間はしっかり休むことに専念しましょう。

1ヶ月〜3ヶ月


仕事を1ヶ月休んで徐々にメンタルが安定してきても、
実はこの1ヶ月〜3ヶ月ですぐに仕事に復帰するというのは
非常に危険な行為です。

なぜなら、この時期は表面上のメンタル不調は回復していても
目に見えないところで精神的なダメージが残っているから。

僕の知り合いでも、適応障害になってから休職して
2,3ヶ月くらい休んで仕事に復帰したはいいものの、
すぐにメンタルを崩してまた休んでしまった方もいます。

この期間で大事なのは、
「焦らずゆっくり休み、ストレスになった原因を突き止めること」
です。

おすすめの方法としては
「紙やノートに自分の感情を書き出す」
ことです。

  • 仕事で何がストレスだったのか

  • なぜ仕事が辛かったのか

  • 今自分はどんな感情なのか

  • 仕事がどういう状況になったら理想的か

  • ストレスなく働けるのはどんな状態か

誰かに見せるものでもないので上手く言語化できなくてもいいから、
とにかく率直に思っていることを紙に書き出す。

自分の感情を紙に書き出すことで、
ストレスの原因が明確になり気持ちが楽になります。

さらに僕がやっていたことは
「やりたくない仕事リスト」を作ること。
これが非常に効果的でした。

何を書いたのかを一部ピックアップすると、

  • 0から1を生み出す仕事はストレスが強いからしたくない

  • マニュアルがない仕事は向いてないからしたくない

  • 残業、休日出勤が当たり前の仕事はしたくない

  • ベンチャー企業、スタートアップでは働きたくない

といったように具体的に書きました。

これをすることで
仕事においてどんなことがストレスだったのか、
どういう仕事がすとれすなくできるのか

ということが明確になり適応障害の原因を追求できます。

なのでこの期間の方はできる範囲からでいいので
自分の感情や仕事におけるストレスの原因を書き出してみる
ということをやってみてください。

3ヶ月〜6ヶ月目以降


しっかりと休んで自分の感情を書き出せるくらいまで
メンタルが回復してきたら、

いよいよ仕事への復帰に向けて準備していきましょう。

休職前の会社・仕事に戻りたいという方であれば
医師と相談の上戻っても構いません。

ただ注意してほしいのは、
同じ失敗を繰り返さないこと。

休職前と同じような仕事・働き方に戻って
再度ストレスを抱え込んでしまい休職する、
といったことを繰り返しては元も子もありません。

休職前の会社・仕事に戻る方で絶対にやってほしいのは

「適応障害になってしまった原因を周りの人に話す」
ことです。

復職後は自分1人だけで仕事を抱え込むのではなく、
周囲の力も上手く借りて仕事に復帰していきましょう。

ですが、これを読んだ方で

  • そうは言っても前の仕事に戻りたくない

  • 部署異動したくてもできない

  • 前の仕事に戻ることを考えるとストレスを感じる

そう思う方もいらっしゃる方も多いと思います。
(むしろそう思う方が大半のような気がしますし、僕もそうでした)

そんな方におすすめな方法は、

「まずはバイトや派遣で仕事のペースを徐々に上げていく」
ことです。

休職前の仕事が本当に辛いと考えている方は
いっそのこと退職してしまって構いません。

退職して、バイトや派遣で新しく仕事を探して
徐々に仕事のペースを掴んでいって
バイト・派遣→正社員というようにステップアップさせていく
というのが僕はおすすめです。

実際僕も1,2ヶ月ほど休職してからは
知り合いが働いている人材派遣の会社からお仕事をもらって
週3,4ペースでIT派遣のお仕事をしていました。

バイトや派遣だと正社員とは違って
残業もなく決まった時間に帰れるし、

決まった仕事だけをやればいいので
正社員とは違い無茶な仕事をお願いされることもありません。

あとこれは僕個人の感想なのですが、
バイトや派遣のスタッフを受け入れている職場の方が

適応障害などの精神疾患を経験した方を
受け入れてくれるような気がします。

バイトや派遣から正社員を目指すもよし、
バイトや派遣の仕事をしながら転職活動をして
自分が無理なくできそうな仕事を探すもよし、

休職中に作った「やりたくない仕事リスト」を活用して
自分に合った仕事、働き方を探していきましょう。

最後に


いかがだったでしょうか?

今回は、半年前に適応障害になった僕のリアルな経験も踏まえて
実際に適応障害を乗り越えるためにやったことをお話しました。

今現在、適応障害などの精神疾患で休職中の方、
仕事で多大なストレスを感じている方、

そんな方の参考になれば嬉しいです。

最後になりますが、もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

TwitterのDM公式LINEへひとこといただければ
いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!

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