見出し画像

ITエンジニアに転職して6ヶ月でクビになった話

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

本日は、僕のこれまでのキャリアを振り返るシリーズ第2弾。

前回投稿した
「新卒1年未満で大手メーカーを退職した話」
は以下のリンクからご覧ください。

改めて僕の経歴をお話すると、

  • 新卒で大手住宅設備メーカーに就職するも、10ヶ月で退職

  • ITエンジニアに転職するも、コロナの影響で6ヶ月でクビ

  • その後SIerに再就職した後、独立を決意し1年半で退職

  • フリーランスとして独立後、1年半で正社員に復帰

  • Webマーケティングのベンチャー企業に転職するも、わずか1ヶ月で
    適応障害となり退職

  • 現在は社労士事務所でパート勤務中

とまぁ、波乱万丈なキャリアを歩んできたわけです。

その中でも今回は、
ITエンジニアに転職して6ヶ月でクビになった話をしたいと思います。

  • ITエンジニアの働き方を知りたい方

  • これから就職活動、転職活動を控えている方

  • 僕の失敗談が知りたい方

そんな方はぜひ最後までご覧ください。



勢い任せで大手住宅設備メーカーから転職


さて、僕がなぜ大手住宅設備メーカーから
ITエンジニアに転職したのかというところからお話すると、

結論言えば
「ITエンジニアになって手に職を付けたかった」
からです。

前回のnoteでもお話しましたが、
僕は就職前に「金持ち父さん貧乏父さん」という本を読んでから

「会社員を一生続けるのはやばい、ビジネスを始めよう!」
と強く思うようになっていました。

その後ビジネス書を読み漁ったり
YouTubeなどで情報収集をしていましたが、
ある時プログラミングというものに出会います。

当時はProgateという無料のプログラミング学習サイトで
お遊び程度に学習をしていたのですが、
それがまあ楽しくて楽しくて。

ちょっとしたコードを書くだけで
画面があちこち動くようになったり
アプリが構築されることに最高の楽しさを感じていました。

そしてプログラミングを学んでITスキルを付けることによって
場所を選ばず働けるようになったり
フリーランスという働き方の選択肢が取れるようになったり、

とにかく新社会人で世間知らずの僕には
ITエンジニアという働き方はとても輝いて見えました。

そんな一種の憧れから
「ITエンジニアになりたい!」
と強く思うようになったのです。

そして、これも前回のnoteでお話しましたが
転職を後押ししたのがリ◯ルートで勤務している方との出会いです。

その方とは趣味の筋トレつながりで知り合ったのですが、
僕が仕事のことで悩んでいたり自分でプログラミングを学んでいる
ということを話したところ

「こんな求人があるから応募してみたら?」
とエンジニアの求人を紹介してもらったのです。

そして、試しにエンジニアの求人に応募してみたところ、
なんと面接たった1回で内定を獲得。

その勢いのまま、
「転職先が決まったので辞めます!」
と上司に辞表を叩きつけたのです。

上司はとても驚いていましたが、
「次が決まっているならしょうがないな」
と退職、そして転職することに成功したのです。

僕はほぼ勢いのままに
ITエンジニアとしてのキャリアを歩み始めるのでした。

ITエンジニアに転職したはいいものの・・・


さて、ここまでITエンジニアに転職するまでのことをお話しましたが、
実際転職してどうなったのか?をお話したいと思います。

結論からお話すると、
なかなかひどい目に遭ってしまいました。

僕が転職した企業はどんなところかというと、
仙台市内にある設立5年目で社員数も5名ほどしかいない
超少数精鋭のITベンチャー企業でした。

なぜ仙台かというと、
新卒で入社した大手住宅設備メーカーは全国転勤がある会社で
最初の配属が仙台市でした。

その仙台でリ◯ルートで勤務している方と知り合い、
仙台市のITベンチャー企業の求人を紹介してもらったというわけです。

では転職して実際どうだったのかと言うと、
プログラミングができる人が社長しかいない、という状況でした。

僕が転職した会社は

  • 売上のほぼ全てを担っている40代の社長

  • 表には出てこない社長夫人

  • 全く案件を取ってこない60代の営業のお爺ちゃん

  • 我が強すぎる50代の事務員

という人員構成で、
社長はほぼ毎日取引先を回っていて、
僕にプログラミングを教える時間が全く取れないという状態でした。

僕は会社にいるときは自主学習で
会社にあったプログラミングの本を読みながら
アプリケーションを作ってみたりみたいなことをしていて
分からないことは社長に聞くということをしていたのですが、

社長に質問しても
「気合で乗り越えてくださいね!」
という回答しか返ってきませんでした。

つまり、未経験でITエンジニアになったにも関わらず
プログラミングをほとんど教えてもらえない状態になってしまったのです。

ベンチャー企業なので自分で道を切り開き
仕事は自分自身で作っていかなければいけない
ということもありますが…。

それにしても、未経験の自分にはなかなか厳しい環境だったな、
と今でも思います。

そして、極めつけは
2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックでした。

当時はずっと勉強ばっかりか、という訳でもなく
取引先の企業に訪問してPCのセットアップなどの業務も
少しずつ行いながら勉強しているという状態でした。

それが、コロナの影響で取引先への訪問すら
できない状況になってしまいます。

さらに、60代の営業のお爺ちゃんが
全く案件を取ってこないということもあったり

東京に比べて仙台市は
未経験からアサインできる案件も非常に少なかった
ということから、

ついに僕の仕事がゼロになり、
1日のほぼ大半を事務所で過ごすという状態になってしまいました。

勉強しても仕事がない、というのは本当にキツかったです。

そして、2020年の4月頃。
仕事がないのと緊急事態宣言中ということもあり
自宅待機をしていたとき、突然社長から事務所に呼び出されました。

そこで社長の口から伝えられたのが、

「(ぷーやん)のことはもう雇えません。」
「(ぷーやん)はまだ若いから頑張って次を探してくださいね。」

と、事業縮小による突然のクビ宣告を受けたのです。

当時のニュースでコロナの影響による
雇い止めや解雇などのニュースは聞いていましたが、
まさか自分が、という気持ちでした。

「コロナの影響で〇〇人が解雇」のうちの1人に
僕自身がなってしまった、というわけです。

そりゃ突然のクビ宣告だったので
僕は会社で呆然として、何も考えられずにいました。

幸いながら、すぐに解雇というよりかは
「半年間の契約社員にして、5・6月分の給与は払います」
ということになったので生活に困るということはなかったのですが、

「ITエンジニアになるぞ!」と決意してから
わずか4ヶ月で会社をクビになってしまうなんて、
誰が想像していたでしょうか。

ここから、また僕の長い転職活動が始まろうとしていたのです。

最後に


さて、いかがだったでしょうか?

今回は僕がITエンジニアに転職して6ヶ月でクビになった話を
かなり赤裸々にお話してみました。

勢い任せでの転職で、かつ6ヶ月でクビになってしまったので
「転職しなければよかったな」と後悔する時もあります。

ですがこうしてクビにならなければ
東京に出てこれなかったのかな、と思うこともあるので
転職したことが全てマイナスだった、とは思っていません。

前回のnoteの最後にもお伝えしましたが、

「キャリアを変えるときは冷静になって考えましょう」

ということです。

今回のnoteが少しでも多くの方にとって
参考になれば幸いです。

最後になりますが、もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

TwitterのDM公式LINEへひとこといただければ
いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?