見出し画像

株式投資を行っていく上で知らないと絶対に損する知識【WEEK 32】

今回も、前回に引き続き経済投資の株式投資について紹介していきます。

前回は、上記のように株式会社とは何かについて紹介していきましたが、今回は実際に株式投資を行っていく上での知識についてアウトプットしていきます。


投資=リスク

投資は、危険だ。投資なんかやらないほうが良い。など考えている人も少なからずいると思います。それは、半分正しく、半分正しくありません。

なぜなら、投資は知識がないと、リスクがあります!!!
勉強も同じで、勉強しないでテストに臨んでもわかる問題は少なく高い点数を取ることは難しいでしょう。投資も同じように、しっかりとした知識を知ることによってリスクからチャンスに変わると思います。

そのため、今回は投資の基本中の基本について紹介していきます。
自分も全く投資に関しての情報がないところから理解したので安心してください!

3つの重要なこと

株式投資を行っていく上での3つの重要なこと。

情報・タイミング・方法

この3つの重要な事柄について、一つ一つ丁寧に紹介していきます。
<あばあちゃんでもわかる株式取引編>として、少し難しいかもしれないですが、絶対に知識となるのでこの10、20分学ぶことで皆さんの将来が本当に変わってきます!

情報

株式投資を行っていく上で、重要となってくる1つ目は「情報」です。

その情報の中でも、

 市場:今後伸びる市場なのか。
 行動:市場獲得のためにどんな行動(事業・投資)をしているのか。
 数字:その行動を数値化した時に伸び代があるのか。

この3つが大切になってきます。
しかしながら、このような情報はIRやニュースを見れば大抵は把握できるでしょう。

ここでのポイントは、「ニュースをどのようにIRとつなげるのか?」ということです。

<ニュースとIRの関連性の例>

ニュースとIRの関連性の例として、動画での記事や情報に関して紹介します。

私:動画って記事よりも楽に情報を取ることができるなぁ。

時事ニュース:・動画市場は成長性がある。5Gもあるしな。
       ・株式会社Aが動画広告事業を始めるようだ!
→ほとんどの人がこの時点で終わっています。ここで終わるのではなく、しっかりと自分で調査することが必要です。

調査    :競合も結構多いのか(気づき)。
財務スキル :あれ、株式会社A社は、本業の業績も悪いし純資産も流動資産も少ないしどうやって動画事業で戦う気だ??あぁ、でも投資活動CFが大きくプラスだから売却に成功しているんだ。それを回すんだ!

上記のように、「世の中の情報を自分なりに調査して、仮設を立てて、検証していく」
この一連の流れを、実は株式投資をやる上でやっているかやっていないかで勝率が本当に変わってきます。

株価は、上に上がるか、下に下がるかのこれだけであるので、上がるタイミングや、下がるタイミング、どのような情報によってどうやって動くかだけを予想すれば良いという非常にシンプルな仕組みです。

今、紹介した情報を見ることに関して私のブログのWEEK16〜WEEK19を見ていただけると財務やCFなどについても紹介しているので復習してみてください!

前提

今までの情報を見極れることを知った上での、株式投資を行なう上での前提として株は10秒後に上がるかもしれない。下がるかもしれない。というようにチャートの動きを常に見ていることは不可能です。

結局は長期的に上がる株であれば、短・中期的にも上がる確率が高いという小さい指標でができるため、成長の見込みがあれば上がるように短期ではなく長期を前提として行なうようにしましょう。

世界的有名な投資家のウォーレン・バフェットも言っているように、

「30年間保有する気がないのであれば、5秒もすらも保有するな。」

しっかりと長期的な視点を入れて、市場の予測や企業の予測をしている。

株式チャート

そういった長期的な視点を持つことができる情報と小さな指標は全てチャートというもので表されています。

今回の目標としては、

スクリーンショット 2020-11-01 13.40.08

上記の情報を読み解くことです!

<5つの言葉>

EPS/PER/PBS/PBR/ROE

この5つの言葉だけです。最初は難しく聞こえると思いますが、一つ一つブレイクダウンしていくので安心してください。

 EPS(Earning Per Share):1株あたりの純利益
 PER(Price Earning Ration):株価収益率
 BPS(Book-value Per Share):1株あたりの純資産
 PBR(Price Book-value Ration):資産対株価の正当性指標
 ROE(Return On Equity):自己資本利益率

単純に、言葉の説明をするとこのような説明になりますがもっと細分化して紹介していきます。

<思考>

これから本題に入っていきますが、
例として、企業が100億円儲かったとした時に発行株式数100株の場合、1株あたり1億円儲かったと言うように、1株でいくらかというような思考に転換するようにしてください。

<利益と資産の話>

スライド1

上記のように、企業には資産があってその中に利益が存在します。

「売上 − コスト =利益」というように、残った利益が資産となります。

スライド2

これを、5つの言葉に当てはめると上記のようになります。

EPSとPERは、会社が生み出す利益を基準に、株価が買い時かどうか。
PBSとPBRは、会社が持っている資産を基準に、株価が買い時かどうか。

このように、利益資産というように基準とする軸が異なってきます。

EPS

EPS:1株あたりの純利益

スライド3

上記のように、売上から原価や販管費などを差し引いて、最終的に残る当期純利益の利益を基準として発行済株式数で割ると1株あたりの純利益を算出することができます。
*上記の損益計算書(PL)は、WEEK16で紹介

スライド4

EPSは、本来であれば全て株主に回す必要があります。しかしながら、それをしていたら利益は残らないので、株主総会などで1株配当を決めています。

EPS−1株配当=会社の利益 
実際に何%が配当で、会社に残しているのかがわかるようになります。

PER

PER:株価収益率

スライド5

EPSは、純利益から発行済株式数で割って1株あたりの株価を算出することは理解できたと思います。

しかしながら、株価というのはEPSでの値段で取引されません。
なぜなら、株には期待値というのが乗っかってくるからです。

例として、上記ではEPS=100円が株価2000円となっています。
これは、PER=20倍という表現になります。右の図のように、PER=20倍なので1900円は期待値となってマーケットで取引が実際に行われます。

株価は、損益計算書(PL)などの実績も大切ですが期待値も大きく関わります。そのため、PERは期待値と実績の差を表しています。そのため、PERが高ければ高いほど、様々な投資家が期待していることになります。

スライド6

また、上記のようにPERを見ると、その株が買い得か買い得ではないかを判断することもできます。

・会社が頑張って利益を生み出す。しかし、誰も知らない。→買い得
・頑張らなくても利益を一定で生み出している。誰も期待していない。→買い得
株価 ÷ EPS =PER

というように表現することができます。日本の上場企業の場合、PERは大体15倍程度が平均となっています。

PER低い:割安(期待が低い会社か、収益率が高くなった会社か)
PER高い:割高(期待が高い会社か、収益率が低くなった会社か)

画像8

上記の会社では、12.41倍と投資家の期待が低い会社か、収益率が高くなった会社か。ということを読み取ることができます。

ちなみに、SMSという医療系の会社は、46倍です。
→介護系の人材派遣など。医療や介護事業は人員が必要である、注目が集まっていて、期待されています。このように、しっかりとした仮設を立てることが重要です。

BPS

BPS:1株あたりの純資産

スライド8

上記のように、貸借対照表(BS)純資産を基準とします。

例では、10,000株発行している株があるとして一株あたりの純資産は1万円だとします。上記の投資家は、持っている会社が倒産しても100株持っているので、100万円受け取る事ができます。

スライド9

この株価が、一株1.5万円のときは5千円は期待値。一株5000円のときは、非常に危険な状態であることが言えます。

理由としては、BPS(一株あたりの資産)が高い=企業の安全性が高いと言うように、大規模な天才や景気下落、為替変動によるコスト増大発生になるからです。

簡単に説明すると、「一株を多くの資産で支えてる」のと、「一株を少ない資産で支えてる」のでは、前者のほうが安全であると言えます。

そのため、BPSでは「資産がどのくらいあって、それを1株あたりどのくらいの資産で支えているのか?」ということを理解することができます。

スライド10

この場合では、この会社が今すぐに潰れると3,835円は、1株あたり返ってきます。株価5000円で購入したときには、実際に1,165円のリスクであると考えることができます。

PBR

PBR:資産対株価の正当性指標

PBRは、一株あたりの純資産に対しての、株価の正当性を測る指標です。

例として、純資産100万円で100株発行しているとすると、株価1万円が定価です。
PBR2倍である時は、株価2万円でPERの期待値も含んで通常とされ、PBR0,5倍である時は、株価5,000円なので買い時であると考えることになると思います!

しかしながら、赤字で資産が減ることや他社がIPOしたことによって資金を他に回すことや、市場全体として下落傾向であるときには注意しなければいけません。

スライド11


では、最後のROEについて紹介していきますが、ここからは今までの情報を踏まえた上で株式投資で失敗しないためにはどうすればよいか。

ROEの理解と未来だけではなく、現状をどのように見分けるかについて紹介していきます。
ここからは有料となった情報となっていますが、MUPウサギクラスでアウトプットされている方でもここまでの情報は、掲載されていないことが多いので是非この機会に、続けて読むことをおすすめします!!!
*以下、ウサギクラスの内容(スライド7枚以上)


ここから先は

1,019字 / 7画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?