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(28日かけて)長編小説のプロットが完成した!

↑こちらの記事で話していたプロットが完成したという報告です。
それだけの記事ですが、オマケでつける情報が本体になるように頑張りたいと思います。


ズバリどんな小説か?

カテゴリ的には青春恋愛小説に分類されると思います。
私が今まで作ってきた9作品の中のうち、このカテゴリで4作品!
青春小説、恋愛小説で区分した場合はほぼすべてが該当します。

具体的な内容についてはまだ内緒ですが
・登場人物の明確な立ち位置と関係性
・できる限り切り詰めた登場人物の人数(名前のない登場人物は多数登場します)
・より実際の世界に近い舞台設定(前作比)
この3つを主軸にした上で、高校を舞台に、相反する2人が、なんだかんだで仲良くなるお話です。

始めて書く形のプロットという風に前回の記事でお話ししましたが、似たような流れが一切ないというだけで、カテゴリ自体は変わりません。
過剰な表現だったかもしれませんが、お許しください。

プロットができるまで

まず、この長編小説は、第1作~第3作に渡って制作された[Rendezvous]
シリーズ完結後初の長編小説になります。
今までの経験を鑑みて、対応できるところはすべて考えてから、プロットを書きました。

私が踏んだ手順は以下の通りです。

0,原案を作る。(5月末の時点で完成済み)
1,最後の長編小説、[Rendezvous]の反省点をあげる
2,世界観設定
3,メインとなる舞台設定(高校)
4,登場人物設定
5,原案をもとに箇条書きのあらすじ作成
6,そのあらすじをもとに、章を作り、大体のところで区分する
7,各章の内容を埋める(大量の時間が必要)
8,内容が薄すぎたので3番からもう一度(大幅な加筆修正)
9,それでも足りなかったので、舞台にする高校の年間スケジュール作成
10,あらすじとスケジュールを元にストーリーを当てはめる
11,第0稿完成!
12,よく煮詰める(煮崩れ寸前まで)
13,決定稿完成!

大半の時間を手順7,8,9につぎ込みました。
実は、0稿完成から決定稿に至るまで内容は変わっていません。
本当にそのストーリーがこの世界観に、この登場人物に相応しいのかを考えて、少しだけ修正を加えたりしています。

前回の記事でもあった通り、難産でした。
舞台設定、登場人物設定等、全部で約8000字にも及ぶプロットはどうなることやら……

もう少し余裕はあると思っていた私に告げたい。「プロット、甘くないぞ」

出来上がったプロットのいいところ

設定の濃度が高い

前回とは比較にならないほどです。

プロットがいかに大事かを今までで学んできていますので、設定はできる限り濃い味にしようと思い、熱量を注ぎました。
これが最大のいいとこポイントです。

登場人物にちゃんと個性を与えられた

これは前回より良くなったか、と言われると微妙です。
今回はプロットとして文字に起こしましたが、前回は脳内で完璧なイメージを抱いていました。

なので、当時の私のイメージを文字に起こすとひょっとすれば、劣るかも。

ですが、前回では気にしなかったところや、頭の中でイメージを浮かべるのをやめたわけではありません。
総合的に、よくなっているとは思います。

それぞれの登場人物に起伏がついた

登場人物には、明確な強みと弱みが付き物。
それが物語の感情の起伏につながるといっても過言ではありません。

今回は前回はほぼ考えられていなかった、強みと弱みを意識しました。
強いところは強く。弱いところは弱く。

ですが、性格としての強みと弱みはついていません。
ここは技量不足であることを認めたいと思います。

それでも、過去の弱みを、互いに覆う形で強みと弱みを入れてみました。

出来上がったプロットの悪いところ

いいプロットとは言え、完ぺきではありません。悪いところも、もちろんあります。

物語がややダレている

この小説には多くのストーリーを組み込みました。
私の欲望でもあり、反省点を生かすためでもあります。
明確な弱みを表現するために1パートを使い切るぐらいにはストーリーが多いです。

そのため、細かく見れば感情の起伏はついているものの、ずっと続くというわけではなく、少しだけダレています。

ただ、これには理由があり、文字数が足りるかどうかが心配なのです。
文字数にやんわりと規定を設けているため、それを超えられるかどうかが心配でなりませんでした。

長編小説として作るからには、自信をもってそう言えるような文字数でありたいと私は思っています。
(もちろん内容も重要なのは承知の上です)

テーマがない

この小説を通して何を伝えたいのか。
それがあやふやです。

私はどちらかというと伝える、ではなく、感じる方に重きを置いている著者ですので、あまりテーマは決めたりしていません。
大きな問題にはなりませんが、ちょっと自分の中で引っかかるものがありましたので、悪いところの一つに計上しておきます。


上げ始めたらキリがないのでここまでにしておきます。
悪いところは無限にありそうです。

執筆するにあたっての不安

プロットを書き終わった今、さあ書いてみよう!

と思いはするのですが、なかなかに一文字目を書く勇気が出ません。
果たしてこの小説がしっかり反省を生かしたものになるのか。
文字数は長編小説にふさわしい文字数になるのか。
そもそも書ききれるのか。

いろいろな不安が浮かび上がります。

多分、ただの意気込みすぎなだけですけど!

前回は楽しくて楽しくて書いていたので、不安を感じていませんでした。
ですが、目を覚ましてもう一度向き合おうと思うと、前作に劣るような気がしてなりません。

頑張って超えられるようにします(再び意気込み)

小説の公開について

この小説は公開することを前提に執筆します。
ですが、前回の作品を再編集&投稿してからの話になりますので、完成報告が上がってから数か月はかかると思います。

楽しみにしている皆さんには申し訳ないですが、お待ちください(そもそも楽しみにしてくれている人はいるのかな?)

最後に

いよいよ明日から執筆するわけです。

この先何度も筆を折りたくなることはあるでしょう。
思うようにいかないこともあるでしょう。

何としても書き上げたいこの小説。

特に理由はないけれど。
誰かに読まれる当てもないけれど。
ためになるようなことでもないけれど。

書きたい。

純粋なその思いを胸に、明日から再び筆を執りたいと思います。

合間合間に小説には関係のない記事も書くかもしれませんので、そちらもよろしくお願いいたします。

それでは、次回の報告会でお会いしましょう!


2023年10月1日追記
何事もなく順調にいくだろうと思っていた矢先のこと
思っていたより悪い方向に事が運びました


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