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忙しい日常のお声かけのコツ

初出 2017/05/16 Blogger「PonoLipo 子ども Lab」

 小さな子どもにとって、自分にパパやママなど周囲の大人のアテンションが向いているかが、最も重大な関心事です。大人が忙しく、いろいろやらなければならない事があることも、小さい子なりに理解していますが、自分に興味関心が向いていないのでは?という不安が生じると泣いたりぐずったり駄々をこねたり、毎日大変なことになります。

 小さければ小さいほど、大人の事情を理解せず、自分へのアテンションを要求してきます。ただ全然言葉を理解しない赤ちゃんでも、大人が優しく静かに語りかけると感じ入って聞き分けたりする瞬間が少なからずあります。

2歳未満の小さな子どもの場合は、とにかく移り気で全然大人の言うことを聞いてなんかくれませんから、その子に寄り添って見守りながら、その子のアテンションの向かう先にあるもののお名前や色、形、数、「可愛いね」「大きいね」「怖いよ」といった形状についてなど、とにかくどんどん声に出して話かけていくのがコツです。

「それはボール、ポンポンするの?しないの。しまえる?あ、くれるの?どうぞ?あ、違うの。ポンポンできたね!すごいね!あ、そっちはダメだよ。お店のだからね。こっちで遊ぼう!ほらこれ!あ、青いのじゃないの。赤か!赤いのが好きね。そうそう積める?そうそう上手!すごいね。もっと?いいね。すごいね。上手!!」という具合です。せわしなくハイパーテンションな子が多いお年頃ですので、周りの大人は、ほんとうに大変です。大人も仕事をしていたり、自分の世界のいろいろなお付き合いがあって毎日忙しいので、この時期は、もうカオスでヘルタースケルターな毎日になります。途中で降りられないジェットコースターに乗ってしまって、もうキャー!って言いながらしのぐしかない感じになります。けれど、忙しい中でも、ちょっと立ち止まって子どもの顔を見て笑顔で、ちょっと思いついたことをお声かけするということが、やはり何より大切です。パパ、ママは、大変ですが、ここ踏ん張りどころです。

 そうしたお声かけが、なんだかうまくいかなくなってきたな、人間関係として親子の関係が煮詰まってきたなと思う時が、新しい絵本やおもちゃを買うタイミングです。子どもも大人も余り過度に無理したり我慢したりせずに、日常の小さな楽しみ、新しい遊びをワクワクしながらひとつずつ積み上げていくことが、子どものいる暮らしを楽しむコツです。「お!すごいね。」「あはは、面白いね~!」という言葉が子どもに対して自然と出てくる、子供も大人も楽しめる絵本やおもちゃを選ぶことが大切です。

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