【雑記】なんでだろう

昨日は夜に「ダークナイト・ライジング」を観た。先日に「ダークナイト」を観て、それが結構良かったので、その続きで観た。「ダークナイト」は前後わからなくとも非常に面白かったのだが、ライジングは前作の続き感が強かった。とても長い映画だったし、わりと暗いので、見終わった時になんか疲れた。もしかしたら今日の気分はダークナイト・ライジングを引きずっているのかも。

新しいビジネスの準備、というか意思決定もそろそろ大詰めに来ている。7月の合宿でやることが決まる。そうしたら他のスケジュールも決まるだろう。今の仕事をわりと雑音抜きで頑張れるのも今のうちというわけだ。取締役の退任とかも考えると利害関係の整理とか、仁義のきりかたとかなんとも気が重いタスクもあるのだが、それを乗り越えて次に進まないといけないと思っている。

起業家の人のインタビューを読むと「やりたいこと」がたくさんある、とか毎日が楽しい、とか非常にポジティブなメッセージを目にすることがある。自分としては、全部とは言わないが、多くはリップサービスであり(嘘とは言わない)、本当はそんなことないんじゃないかなと思っています。

やりたいことなんてそんなポンポン出てこないし、楽しい仕事なんてそんなにあるわけでもない。多くは気が重いけれど、避けて通れないタスクに引っ張られて何とか乗り越えている毎日なのではないかなと思います。自分の意志で決められるスケジュールよりは、もう勝手に僕のタスクと責任が乗っかってきており、それを自分なりに何とかする日々ってのが正しいような。

それをトータルして「楽しい」というたしかにそうかもしれませんが、世間向けのリップサービスの「楽しい」とは違うような気がする。

じゃあなんで、起業家≒創業者で経営者をまたやろうとするのか。それはですね、ある意味において「自由」だから、というのが僕の率直の思い。僕がどこで何を誰とするのかは、最終的においては自分で決められるんです。これを人のせいにしなくて良い人生なのではと思っています。なので、しんどいなぁと思いながら、でも人に色々と決められたのに従うのでは、どうも腹落ちしないなぁという思いで、創業をしちゃうんですね。

でも最近、ひよっているのかどうもそういった気持が薄らいでおり、守ってもらえるというか、自分で作った既得権益(大したものではありませんが)の上で楽に生活しちゃおうかなって思っているいる自分がいます。これを是正するには、やはり一度持ってしまった既得権益捨てて、もう一回0ベースに戻したい!って思っちゃう。

家族と子供いるのになんでリスク犯してわざわざこんなことするの?って自分でも思うんですが、でも仕方ないんですね。あとバリバリ働けるのはマックス20年なんで、その間で自分ができることやっとかないと後悔すると思うんで。おそらくなにもしないでも後悔するんで、失敗したとしてもやってから後悔しようかなって。

もしだめなら、誰か僕を拾ってくれるかな。。。

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