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【ダイエット】大規模減量奮闘記 第1話

(本記事の字数 1,992字)

◼︎プロローグ

 社会人になると、何だかんだで人付き合いが増える。決してそのせいにする訳ではないが、昨年のうちに体重が7kgも増えてしまった。人生全体で見ても過去に見ないレベルで体重が増加したので、人生27年目で遂に意を決して、ダイエットを敢行することとなった。
 なお、本記事のシリーズでは、自分が歩んできた道のりや考えたことを書き留めるのと同時に、同様にダイエットをしようと考えている方に大して微力ながら情報提供が出来ればという思いで進める。あくまで経験談であり、それ以上でもそれ以下でもないことを予め断っておく。

◼︎どうやって継続するか?

 ダイエット初心者の最大の難関は、「一念発起して始めたのは良いが、継続できないこと」だろう。事実、私も今日に至るまでは三日坊主に終わることばかりだった。
 一先ず、初心者なりに先人たちのアドバイスを乞おうと、様々なサイトを調べてみる。私にとって、「ダイエット」という言葉は意味は分かるが、何だか実体のないふわっとした存在でしかなかった。だからこそ、ダイエットに関連して何が必要なのかを具体的に情報収集する必要があった。「ダイエットしてるんだ♪」と自惚れるのではなく、「ダイエットの為にどういう行動を取るのか」をまずは弁える必要があるのではないか。

【ダイエット初心者が心がけるべきこと】
 ダイエットをするのではなく、ダイエットの為にどんな行動をするのか考える・調べる。

◼︎ダイエットは自分が主人公の壮大なスペクタクル物語だ

 随分と大袈裟に出てしまったが、ダイエットの結果に関与するのは自分の行動のみである。ダイエットは自分自身のストーリーだと思って、大舞台に立った気持ちで話を進めていこうではないか。前節で述べたように、ダイエットをしている自分を誇示するための自惚れは不要だが、ダイエットしている自分を鼓舞するための自惚れはどんどんやった方が良い。
 私の場合は、そのストーリーに対して細かく章立てを想定してみることにした。そして、それぞれの章ごとに、達成したい目標を大雑把に考えてみた。この時、ストイックに数値的な目標を定めても良いが、体重を減らすことだけが狙いなのではない。体重を減らしつつも目指す身体の理想像が私にはあったので、その理想に向けて細かな小目標を立てた。具体的には次のようなものである。

《ダイエット1ヶ月目》
目標:運動をする習慣を身に付ける。
経緯:過去のダイエットの失敗の原因は、初期において習慣付けができなかったからだ。最初の1ヶ月でまずは、どうにかしてダイエットを続けられる方法を編み出す。数値的な目標は二の次だ。

《ダイエット2ヶ月目》
目標:食事習慣を見直す。
経緯:1ヶ月目で何とか、運動をするクセは身についた。色々とダイエットについて調べる中で、運動と同様に食事習慣を正すことが大事だと分かった。そこで、すっぽかしがちだった朝食をしっかりと取り、昼食に自分でメニューを考案した弁当を準備することにした。

《ダイエット3ヶ月目》
目標:大胸筋とお友達になろう。
経緯:良い体つきをしている人は総じて胸板が厚い。ダイエットの中で筋トレを取り入れているが、特に大胸筋の鍛錬に特化したメニューを導入し、継続する。

 ざっと、自分が考えてきた最初の3ヶ月分の目標とそこに至る経緯はこのようなものだ。中にはアホらしい目標もあったかもしれないが、自分のモチベーションを保つためなら、何でもするべきだろう。実際、私は未だに小目標を考え続け、それをモチベーションにして継続している。

◼︎次回予告

 次回の記事では、先ほど述べた目標に対して、具体的にどのような行動を取り、どんな結果が得られたかを紹介したい。記事があまり冗長になっても困るので、少しずつ、ということになるかとは思うが。

◼︎まとめ(結論のみ知りたい方向け)

ダイエット初心者がまず考えるべきこと
⚫︎「ダイエット」という言葉で満足せず、ダイエットの為に具体的に何が必要なのかを考える、または調べる。
⚫︎ 自分を鼓舞する為に、ストーリー仕立ての小目標を、例えば1ヶ月ごとに決めて遂行する。
⚫︎ ダイエットをしている自分には自惚れてはいけないが、ダイエットのモチベーションを保つための自惚れは率先してやるべし。

◼︎編集後記

 この記事を書いている時点では、私のダイエット生活はもうすぐ6ヶ月目に入ろうとする。おかげさまで当初より13〜14kg減量に成功し、僅かではあるが体格が良くなった。しかし、ある程度減量に成功すると、どうしてもそのペースが鈍くなってくる。これから経験するであろう悪戦苦闘については、後日の記事でご披露することになるかもしれない。
 あと、前回の記事に気合いが入りすぎたので、今回は何とか2,000字には納めることができたのは私の成長と言っていいだろう。

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