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『復職教員日記』2021/10/20

教員研修があった。
「LGBTQの現状と課題について」

最近の人権話題としてはある話だ。
わたし自身、世の中の傾向として、今まで生きにくかった人たちが生きやすくなることが、少しずつ進んできているとは思うが、まだまだだと思っている。

とくに学校という環境では、「同じようにすること」が良しとされることがよくあり、「同じでなければいけない」という同調圧力を教員が無意識に作ってしまっていると思う。

そうなることで、余計に生きにくい人が出てくる。

もちろん教員は、「差別はいけない」ことや、「多様性」と言う言葉は知っているが、潜在的に無意識にしてしまっていることはある。

教育現場で、子どもたちの自立を促し、成長している場を提供するためには、まずは大人が高い意識を持って変わっていかなければならない。

職場環境でも同じで、「同じようにすること」は一見スムーズに組織が回るようだが、発展性があまりなく、多様な考えが生まれにくい。

教員の中には、「世の中では理不尽がかるからその理不尽に耐えられるように鍛えなければいけない」と言う考えの方がいる。

その考えはわからないでもないが、これからの世を考えるのなら「理不尽なことをみんなが過ごしやすくできるように変えることができる」力をつけれいかなければならないと思っている。

まだまだ、教育現場は進んでいない。

今日の研修からどれだけの教員が意識改革ができるか。


そして、研修に対する教員の意識も気になった。
それぞれの考えだが、用意された座席の後ろに多くの人が陣取っていた。

わたしはより自分が学びやすい比較的前の場所を選んだが、私が変なようだった。

せっかく学べる機会があるのに残念だと思った。

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