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【アメリカ移住実録 #5】転職戦線に奇跡あり。Uncle Sam から I want you?

第一回はこちらから↓↓

2016年7月

家族構成

  • ポム: 平々凡々日本のサラリーマン、34歳

  • ポム妻: しっかり者、公務員、34歳

  • 長女 ポム子: のんびり、4歳

  • 次女 ポム美: 2歳

アメリカに移住するべく、転職活動を開始。
第一希望: 「アメリカ現地採用の会社」、第二希望「将来的にアメリカの関連会社等に転籍できることを前提とした日系企業の採用」に変更したにもかかわらず、仕事が見つからず。
苦肉の策で、転職希望の条件を、
第三希望 「全世界の現地採用」 に変更すると、求人情報の量が急に多くなりました。
え?アメリカ移住はどうなったのって?
まあまあまあ

その中で、コンサルティング会社G社のインド採用(Japan Desk)の枠に応募し、非常に良い感触を得たポムです。

そうだね、
もうタイトルも、「そうだ、家族でインドに移住しよう」に変更しとかないとね。

Govindaに調べに乗ってインド移住への考えが広がってきます。

アメリカ移住と比較してインド移住の良いところ。
①ビザの取得が厳しくない(らしい)
②なので、すぐに家族みんなで現地に移住できそう
③アメリカ移住と比較すると経済的に(おそらく)いい暮らしが出来る

アメリカ移住と比較してインド移住の心配なところ。
①子供の教育面
②食事を含めた衛生面
③(アメリカと別の意味で)治安面

いろいろ考えることは確かにある。、、、、でもまあこれも縁だ。インドに行っちゃおうぜ。
面接の感じも非常に良かった。
結果を待とう。


~数週間後~
G社から電話あり。
採用の連絡かと思ったのですが、、、、

G社採用担当者(インド人): 「申し訳無いのですが、インドのJapan Deskのポストは別の方に決まってしまいました。」

まじかーーーー
もう結構インド行く覚悟も(ある程度)決めてたのにーーーーー

仕方ない。
縁が無かった。
ガクッ
(クリシュナは微笑まなかったか。。。)

落ち込んでいると。
G社採用担当者(インド人): 「Japan Deskは他の人に決まってしまったんだけど、私はポムさんのことを非常に気に入ったから、社内の別の部署を紹介してもいいかな?」
ポム: 「はあ。。まあ (不採用のショックで生返事)」
G社採用担当者(インド人): 「では、今度はその部署の担当マネージャーから直接連絡があるから。」
ポム: 「はあ。。はい (不採用のショックで生返事)」

~また、数日後~
G社採用担当者(別の部署の人、日本人): 「紹介を受けた、小久保です。ポムさん、インドのJapan Deskは残念だったけど、インド人の担当者から経歴等聞きました。また家族で海外移住しようと考えていることも聞きました。それで、もしよければなんですが、私の部署で働きませんか?」

この方は、とある部署のグローバルDirectorだったのです。

G社 小久保: 「事業内容としては、○○で○○で、○○です。私のところの部署は、東京とアメリカのLAの2拠点です。私自身もLAを拠点にして働いています。ポムさんは業界未経験だし、最初は東京で働いてもらうけど、数年頑張ってもらえたらLAへの転籍も可能ですよ。」
ポム: 「 (喰い気味) はい! よろしくお願いします! 」
G社 小久保:「???それはうちに来たいって意味ですか?  家族と話してから決めていいですよ。」
ポム: 「(喰い気味) はい! 家族と話します! ただ、気持ちとしてはもう決めてます! よろしくお願いします!」

こうしてポムは、長く日の目を見ない転職活動地獄から、電光石火、1日にして転職先を決めたのでした。
そう、The Blue Heartsみたいにね。


歴史の最後のページ
白紙のままで 誰にも読めないよ
出かけよう さあ出かけよう

電光石火 電光石火
新しい星を見つける
電光石火 電光石火
電光石火でかけぬける


転職活動を振り返ってみると、1年以上に渡る活動は苦しいことばかり。
そもそも面接まで進むことも稀。
非常に大変でした。

単に転職活動そのものが困難だったこと以外に、実はもう一つ大変だと思っていた事があります。
それは、面接まで行っても、私が転職活動をしている理由やアメリカ(海外)移住にこだわっていることが理解してもらえない事が多かったのです。だから、結構面接でミスマッチが起きていました。

ある転職紹介会社の担当者は、「アメリカとか海外にこだわらず、いろいろと転職先をさがしてみたらどうですか?」と言ってきましたが、それは目的と手段が逆になってます。
私はアメリカに移住して家族と幸せに暮らす目的があって、その手段として転職するのです。
転職が目的じゃ無いのです。
ただ、このことをあまり全面に押し出して会社との面接をすると、「じゃあアメリカ移住できそうな会社に転職できるのならどこでもいいんかい? 何でうちの会社を志望したの?」ってなってしまいます。
私としては決してそんなことは無く、その会社の事業内容や将来のビジョンももちろん非常に重要なポイントでした。ただ、私のこだわりのポイントの順番が「アメリカ移住」より下にあっただけです。この考え方は、会社によってはあまり理解してもらえませんでしたし、どうしても理解してもらえない会社は私の方からお断りしました。


転職活動を総括すると、
第一希望 ①「アメリカ現地法人」 → 全然ダメ。スペック的にも箸にも棒にもかからない。
第二希望 ②「将来的にアメリカの関連会社等に転籍できることを前提とした日系企業の採用」 →ダメ。結構ミスマッチ起こりがち。
第三希望 ③「全世界の現地法人」 → いろいろ面接は受けてみたけど結局ダメ。
というさんざんな結果になりました。

ただ、第三希望の中の一社でインドのJapan Deskが不採用になったG社から、別の部署を紹介してもらうことになり、結果として第二希望の形式の転職ができることになるというミラクルが起きました。

いええええーーーーい!!
犬も歩けば棒に当たるってか
さっきまでクリシュナが微笑まずに帰ってしまったなあ、と思っていたのが、
なんと、
Uターンして戻ってきたクリシュナは、Uncle Samを引き連れてきて、
向こうから
「I want you!」
と言ってくるではないですか。

こんなこともあるんですね。
人生は縁。
今思えば結果的に私がインドに旅行したことも必然だったのかもしれません。
やるじゃねえか、クリシュナ。
そして、よろしくUncle Sam

とりあえず、転職先、ゲットだぜー!
(そうです。2016年7月には、Pokemon GO がローンチされました。)


普通の地方在住一家、ポム家は本当にアメリカに移住できるのか?????
転職先はゲットしたけど、まだまだ先は長い。頑張れー。(この後も困難だらけ)
是非応援よろしくお願いします。

第六回へ続く (この話は実録ですが、身バレ防止等の観点から若干のフェイクが入っています)
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