1年記念日に思うこと

今日はパートナーとの1年記念日。だからといって特に何かするわけでもないが、紆余曲折あっての今ということを考えると感慨深い。

我々2人は基本的な趣味は一緒でも、生活スタイルや生い立ち、そして性別から何もかも違う人間ゆえに、一緒に過ごすのは大変だ。周りの友人などから話を聞いていても、この違いは特に大きいようだ。「自分だったら別れるなー」と言う人も少なくなかった。

とはいえ、時間をかけて粘り強くお互いが分かり合おうとし、その違いが2者間の小さな傷でしかない程度のところにまで落ち着いてきた。

社会は本音と建前を前提に回っているが、この小社会は本音と本音のぶつかり合いにしかならない。ただこれが、自然状態の人間同士の関わり方なのであれば、社会に歪みが生じるのも当然である。この小社会ですら他者と分かり合うことが難しいのに、況や社会をや…。

この1年は、他者理解の難しさ、そしてそれはお互い妥協しながらも何とか乗り越えられるということを経験的に理解する期間であった。2年目はどういう軋轢が生まれ、どう乗り越えていくのか、観客にでもなった気持ちで自分でも楽しみだ。

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