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旅先での出会い

私は旅することが好きなのだが、その理由の一つに「出会い」がある。

「出会いなんてどこにでもあるじゃん!」ってツッコまれるだろうが、少し意味合いが違う。

私が旅を通じて感じることは、「観光地が記憶の大半を占めるが、その本当に小さな部分を構成する現地の人たちとの交流こそかけがえのないものである」ということ。

グラナダに行った時に見たアルハンブラ宮殿は色濃く記憶に残っているが、それ以上にかけがえのない記憶になっているものは現地で一緒に飲んだオッサンとの交流だ。先日静岡へ出張した時には駿府城や美術館を観光したことよりも、出張先でお世話になった方々との交流が何にも代え難い大切な記憶になっている。また同じく、静岡で由井正雪の乱で有名な由井正雪の生家を観光したことはいい記憶だが、それ以上にかけがえのないのはそこで働く方とのたわいない会話だったりする。

たとえ上記の人たちと私の住む街で話してもかけがえのないものにはならないだろう。旅路だからこそ、かけがえない体験に昇華する。

この先も観光地だけではなく、現地の人たちとの交流も等しく大切にして旅を続けていこうと思う。

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