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台湾・高雄 果貿社區〜丸い空が見えるマンション群

2024年3月末の台湾旅行。今回は高雄メインで一人旅。

果貿社區

ここは、あまりガイドブックなどには掲載されていないようだけれど、SNSで写真を見て行ってみたいと思っていた場所。

小さな公園を中心に、湾曲した古めのマンションが建っている。
マンションの周りでは市場が開催されていて、地元の人たちでものすごく活気があった。

一歩マンション群の中心に入ると急に静かになり、生活の場所なんだということを実感。
この写真は、加工したわけではなく(色は若干補正しているけれど)、普通に上をむいて撮るだけで、丸い空が撮れる。

虹なのか、光の反射なのか、マンションに光の輪がかかっていた

このマンションは台湾南部最大の「眷村」。「眷村」とは、戦後に中国大陸からやってきた軍人やその家族の居住地らしい。
この場所は、1965年に完成後、1985年に国営住宅として改修したとのこと。
「眷村」は台湾の色々な場所にあるが、老朽化で取り壊されて姿を消しつつあったらしいが、近年は歴史的に価値のある文化として残していこうという動きもあるそうだ。ちなみに台北の「四四南村」もその流れでリノベーションされ、生まれ変わった場所のひとつなんだそう。
きれいな写真が撮れるというだけでなく、少し台湾の歴史を感じられる場所だった。

こんな感じで、マンションは湾曲して作られている

果貿社區への行き方

台湾鉄道の「内惟」が最寄り駅。駅の出口「北1門」から徒歩8分くらい。
MRTで乗り次ぐなら、「高雄車站」または「左營」から台鉄に乗り換える。

  • MRT左營から行く場合・・・台鉄「新左營」とつながっている。「潮州」や「枋寮」方面に乗車し、5分くらいで「内惟」に到着。

  • MRT高雄車站から行く場合・・・台鉄「高雄」とつながっている。「后里」や「嘉義」方面に乗車、10分くらいで「内惟」に到着。

駅の案内に日本語はないので、どちら方面に乗るかが不安であれば、台鉄サイトがおすすめ。台鉄は、悠遊カードをかざせば乗ることができる。

【注意】
「内惟」は「区間車」しか止まらないので、乗り間違えないように。
また、停車する電車の本数が多くないので、帰りの時刻は調べておいたほうが良い。
私の場合、時間を調べなかったせいで20分後の電車しかなく、さらに20分の遅延(遅延は普通にある)で、40分近く、何もないホームでぼーっと待つ羽目になった。

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