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ガラケーについて思い出してみた

みなさんはいつ頃までフィーチャーフォン、通称「ガラケー」を使っていましたか。

今回はガラケーのことについて思い出してみたので、色々とお話したいと思います。

懐かしさに浸ることはもちろん、知らない時代だという方は、スマートフォンより以前はどのような端末であったのかということについても知ってみてください。


ガラケーの時代

私自身、高校生の入学と同時に「ガラケー」を持つことになったのですが、その当時最も仲良くしていた友達は小学生の頃には既に携帯電話を持っていました。

2000年代前半、小学生の頃ははまだ画面の中もモノクロで、所謂「写メール」という、メールに写真が張りつけられる機能が搭載された頃。
友達はツーカー(現:KDDI)の端末で頻繁に写真を撮っては、「写メ!」と言ってはしゃいでいたおぼえがあります。

しかし端末を持っている子自体がまだ極わずかであったため「メールを送る相手があまりいない」と話している、そんな時代でした。


端末ゼロ円

もう一度話を戻しますが、私が高校生に入りガラケーを持った頃は、ちょうど2000年代の後期。

この頃には画面はカラーに、数年前と比較すると画質も上がってきており「写メ」なんて言葉は消えて、写真撮影は当たり前になっていました。

月額利用料のみ支払いを行い、
携帯電話の端末はゼロ円で手に入るという今では考えられないようなキャリア、もしくはプランがありました。

端末はゼロ円で手に入る+種類も豊富だったので、学生は次々と端末を新しいものに替え放題。

SIMカードさえ取り換えればデータは簡単に移行できたため、友達同士で端末を交換して使っている子なんかもいました。

私が通っていた学校ではその端末を盗むような学生が出たので、学校へは携帯電話を持って来てはいけないという校則ができてしまったほど、「端末を替える」ということに興味を示していた学生は多かったようです。


アンテナ

昔の携帯電話端末にはアンテナがついていました。

アンテナがある理由は送受信の感度を高めるためのはずですが、それは年々解消され、やがて無しでもうまく送受信できるようになっていったようです。

私が持った1台目にはアンテナがついていなかったのですが、2台目にはアンテナがついていました。

では私が持った2台目についたアンテナは何なのかというと、
ワンセグ用のアンテナでした。

ちなみにワンセグとは、地上デジタル放送で行われる、携帯電話等に向けたテレビ放送サービスのことで、テレビのチャンネルで取り合いになるような人には画期的なサービスだったのではないでしょうか。


ウィルコム

ガラケーとは別で、「ウィルコム」を持つ学生もたくさんいました。

ウィルコムは、今現在の Y!mobile です。

こちらの会社はなぜか折りたたみ式ではなくストレート形状の端末をひたすら展開していたのが謎だったのですが、それは長時間の通話を目的としており、折りたたむ必要性はないと思ったからなのでしょうか(勝手な推測でしかありませんが)。

カップル間では、同じ機種の別々のカラーを持つことがステイタスであったようです。

「コム持ち」という言葉を聞くと、なんともノスタルジックな気持ちになってしまうはずです。


個人的な携帯電話の思い出

ここまで「思い出」と言っておきながら暴露しなければならないことがあります。
私自身、実はほんの2年前まではまだガラケーを使用していました。

あまりにも人と連絡を取らないため、買い替える必要がなかったのです。
仕事の連絡はPCが9割、友達と取る連絡に関してもPCで済ませることがほとんどでした。

では iPhone を持った時は感動したのかと聞かれると、そうでもありません。

なぜかというと Apple社 の iPod touch を持っていたので、そちらの端末をほとんど iPhone のような感覚で使用してしまっていたのです。

ですので、
スマートフォンを使い始めてまだ2年ほどしか経っていないというのが今回の話の最大のオチになってしまうかもしれませんね。

大人になってから 特殊枠 に「コレで通話をしよう、通話料無料だから」とウィルコムの端末を渡された時は、仕組みがわかっておらず「?」でした。
先ほどのウィルコムの項目で「あったようです」という文にしたのは、学生時代ははっきりとこの仕組みを知らなかったからなのでした。

ウィルコムで通話を始めてから「学生時代は流行に追いつけていなかったのだな」と思ったのですが、そもそもこの考えも、行動も、すべてが世間についていけていなかったということが今になり身に沁みます。

ちなみに音楽を iPhone に入れると容量が持っていかれてしまうので、音楽を聴く時だけ iPod touch を使用しています。

バッグの中では多少かさ張るものの、音楽は聴きたい。
しかし出かける頻度があまりにも少ないので、サブスクライブを利用するほどでもない......という、判断が難しい状況です。

あと、スマートフォンになってから新機種に見られる“真新しさ”というものが薄れ、携帯電話業界全体の時代の流れが遅くなっているような気がするのは私だけでしょうか?

全てはスティーブ・ジョブズ氏がいなくなってしまった影響からそう感じるのでしょうか。
ここ最近はあまり大きな変化が見られないような気がします。
(※2年前までガラケーを使用していた者が触れるべきではない話題)


みなさんはどのようなガラケーを使っていましたか。
そして、スマートフォンを使用し始めてどれくらいの年月が経ったでしょうか。






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