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22.何事も期待しすぎない方がちょうどいいという話

今日は「期待すること」についてお話しようと思います。

みなさんは日々の生活の中で何かに期待したり、「こうであってほしい」、「こうなりたい」と思うことはありますか?
私もひと昔まではこの感情が強くて苦労した時期がありました。

何も全く期待をしないで、絶望しているのが良いというわけではありません。絶望しすぎるのもまた心に負担ですから。
ただその「期待する」という度合いを少し弱めるとメリットがあるんだなと最近気づいたんですね。


「自分に期待する」場合

自分に対する「期待値」を上げたとしましょう。
「自分は絶対こうなる」「〇年後自分はこれをやっている」…等将来の自分に対する「期待」ですね。

その期待が大きく膨らみ過ぎた結果、もしその目標が達成されなかった場合自分にひどく失望します。「あれだけやったのに、何故うまくいかなかったんだ」「今までの努力は水の泡だ」…など負の感情が蓄積して次に向けて中々動けないんですね。

もちろん自分に期待すること自体は間違いではありませんし、ある程度期待をもって行動する方がモチベーションに繋がります。
ただ結果が出なかったときに次に繋がらないということが自分の場合、多々ありました。

ではどのようにしたらよいのか。


「過度に期待する」ではなく「やるべきことに目を向ける」


この考えにシフトすることでだいぶ心が楽になりました。

例えば「〇年後にこの本に掲載してもらう」という目標を立てたとしましょう。

この場合、掲載してもらうためには画力上げる必要があります。
目標を立てると必然的に目標を達成するためにやるべき課題というのが見えてきますね。

目標はあくまでささやかなモチベーションとしてとらえ、実際に取り組むときは「やるべきこと」に集中している方が心が楽ですし、ブレないんです。

そして仮にその目標を達成できなかったとしても、自分がそれまでにやった「やるべきこと」は確かに残ります。
自分に期待しすぎていない方が結果も冷静に捉えられるのです。



「人に期待する」場合

これは私が最近得た教訓ではありますが、自分に期待しすぎないのと同じように人にも期待しすぎない方が人間関係が楽になります。

例えば信頼していた人から裏切られ、傷ついたとしましょう。
その時相手に期待しすぎていた場合、心底傷つきます。

「あの人のこと信じていたのに…」「そんな人を信頼していた自分がバカだったのか」と負の感情ばかりがぐるぐると駆け巡るのです。

ではどう考えるとよいのか。


諦めとはまた違いますが、人間どこまでいっても結局他人なんだ、完全に分かり合う、価値観が全く同じになるなんてことは難しいと考える。



そしてそう考えていると価値観が似ている人に出会ったときに、感動できるんですよね。期待値が高すぎない分、思いもよらない出会いがあればささいなことでも嬉しくなる。心がずっと楽になるんですよ。
(これは最近友人に教えて頂いた大切な教訓の一つなのです…)


何事も期待しすぎない、こだわらない気持ちでいる方がちょっと生きやすくなりますよ、というお話でした。


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