摂食障害マジで治らないよね

現在大学3年生の私に摂食障害の症状が出始めたのは高校3年生の時だった。
その時はダイエットにのめりこんでいて拒食気味になっていた。普段の食生活から過食になることもあった。
それがどんどん進行していくうちにダイエットを始めたときとはかなり痩せたし、そのころの食生活が当たり前になっていた。

しかし、大学生になってからストレスや不安が増えたせいか過食の頻度が増えた。
でももうそのころの私は痩せている人として周囲に認識され始めてしまった。もしくは前は太っていたけどダイエットに成功した人として。

だから太ってはいけない、太ったら気づかれてしまうといった不安が増えていった。

しかしその過度な不安とストレスのせいでさらに過食が増えてしまった。
大学1年の春休みから大学2年の冬休みまでの1年足らずの間に10キロも増量してしまった。

おかげで服も買い替えたり、外に出るのがおっくうになったりと色々大変な思いもした。

大学2年の春には大学のカウンセリングに通うようになって、秋には心療内科への受診を決めた。
心療内科へ通院して間もないころはただただつらいだけだった。
症状を話しているうちに辛くなって毎回泣いていたから。

それでもしばらくすると相性の良い薬に出会えてなんだか少しホッとすることもできた。

でもその薬は抑うつや睡眠障害のためのもので、過食自体の治療にはならなかった。

そのうちだんだんその薬たちもあまり効かなくなって病院へ行くのをやめてしまった。

だって結局何にも摂食障害は良くならなかったから。
それどころか日が経つにつれてどんどん悪化していく一方だった。

いつかは良くなると思っていたけど全然そんなことなかった。

だから過食したり精神が病んだりしないようにバイトをかけもちして暇な時間を作らないようにした。それにマッチングアプリも初めて話し相手のような存在も作った。

バイトに行っている間は過食のことなんて忘れられるし楽しい。
でも家に帰ってから少しでも何かを口にした瞬間終わりだ。
夜中なのに食べるのが止まらなくなる。
家族に見つからないようにこっそり食材を調達して自分の部屋でこそこそ食べる。
食べ終わった後には猛烈な自己嫌悪だけが残る。

次の日にそのことをきっぱり切り替えられればいいけれどそうもいかない。
たいていは、またやっちゃったなということがずっと残ってしまう。

でもバイトを掛け持ちし始めたのは良かったと思う。
今期の時間割は結構帰り時間が早いから過食してしまいそうだけれど、バイトのおかげでまあまあセーブできている。
それにバイトでいろいろな人とコミュニケーションをとるのはなかなか楽しい。

でもバイトもない、授業もオンライン(しかもオンデマンド)みたいな日があると本当にダメだ。
そういう日に限って誰も連絡が帰ってこないし家から出る気力がなくて過食する羽目になる。
それでまた自己嫌悪だ。

そんなことを繰り返しているだけで摂食障害が本当に治らない。どうにかしてほしい。

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