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「将来の夢が無い」は悪いことか

こんちは〜、
ポリゴントマトです。

自分が一番嫌いだったシューカツの質問

いきなりですが、就職活動の面接で
一番答えるのに苦労した質問って覚えていますか?

トマトさんは、5年後10年後、どうなっていたいですか?

僕は断然コレですね。

そんな先のこと知るか。

って思っていましたよ。

面接官に、逆に聞きたい。
5年前10年前の貴方は、今ここで面接官として
面接をしている未来を計画していたのか
、と。

まだ働いてすらいないのに、
そんな先のこと
誰が想像できようか…(震

とか思っていましたよ、当時は。

今、自分が社会人になり、人事の立場になったとき
若手社員から良く聞くのは「将来の目標がない」という話です。

自分、中長期の目標がなくて、こういうことをしたい、こういう人間になりたいってゴールが無いんですよ。

めっちゃわかる。自分もそうよ、と言いたくなる。

将来の目標が無いことって、悪いことなのか…??

そんなことないよね。

中長期的な目標は掲げてこなかったけど、これまでの人生
それなりに充実してきたよ、って人もいるじゃないですか。
(私はそのタイプです)

キャリアの考え方って、いろいろあるんですけど
代表的なふたつをトマトが整理してみました。

キャリア論3

計画された偶発性理論

なんじゃそりゃ、って名前ですね。

キャリアのほとんどは「偶然」の出来事によって形成される、

という考え方です。

変化の激しい、先行き不透明な環境の中で
キャリアを計画通りに形成することには限界がある、という考えが前提に
なっています。

まぁ、確かにどれだけ計画立てたところで、ほとんどの人は
組織で自分がどの集団に所属し、誰とどのような経験を積むのか、
って自分で決めることは出来ないですしね。

ただ、だからといって

結局、計画を立てても無駄だがら、流れに身を委ねようぜ〜

という話ではありませんので注意。

キャリアを決めるのが偶然であるならば、
より良い「偶然」を自分から引き寄せよう、という考え方のもと、
このキャリア論の提唱者(クランボルツ教授)は、
我々が意識すべき5つの要素を取り上げています。

計画された偶発性理論

意識していないけども、こういうこと無意識にやってきたかも、って人
いるんじゃないですかね。

中長期的な目標は掲げてこなかったけど、これまでの人生
それなりに充実してきたよ、って人もいるんじゃないですか。

ってさっき書きましたけども、そういう人とか特に。

僕自身、このキャリアの考え方、肩の力を抜いてくれる感じで
いいな〜と思ったんですよね。
別にええんやで」って言ってくれているみたいで(?)

なんか、こう、目標や夢がない人って、つまらない人みたいじゃないですか。

けど、実際は

結構、人生を楽しく生きていて、
その時その時に運命的な出会いがあって、
夢中になれるものがあって、
人として、学生として、社会人として成長も感じられて、

みたいなこと、ありますよ。

最初の話に立ち返ろう

自分、中長期の目標がなくて、こういうことをしたい、こういう人間になりたいってゴールが無いんですよ。

あっても、無くてもいいよね。
ゴールの有無自体がキャリアの良し悪しを決めるわけではないし。

ただ、受け身で何も考えていない人のところには、
素敵な出会いとか、チャンスが巡ってきにくい、って話なのかもしれないですね。

興味ある人は、本日紹介したふたつのキャリア論、調べてきてください。

それではそれでは〜!