本物になりたい

僕には漠然と「本物になりたい」欲求がある。

小さい頃から将来の夢などは特になく、小・中時代の「将来の夢を書こう」の授業にとても困ったことは今でも覚えている。
形だけのサッカー選手や大工さんを書いて、本当は違うけど書かないといけないしとりあえずやっつけで書いていた。

そう思うと、いつから僕は「本物になりたい」と思ったのだろう。確信があるのは高校時代から応援している乃木坂46にどっぷりハマった大学時代だと思う。
ライブに行き、彼女たちがステージに出てくると一気に場の雰囲気をさらって行くあの感じや、間近で見た時の格の違いに憧れ、僕自身もそういう存在になりたいという欲求が心のそこから湧いてきた。

その人がいれば場の雰囲気を一気に変えられるような、格の違う本物の存在になりたい。この思いは、10億もらっても変わらないだろうし、結婚しても変わらないと思う。これは将来の夢というか、人生の目的なんじゃないかなとふと感じた。