スクリーンショット_2018-11-29_12

【寄稿】「やさしさ」をまわす世界

1999年生まれ、岐阜出身、アメリカの大学生2年生のNanaです。polcaでMacBookをもらったり、ハワイに行ったり、ネパールに教育支援に行ったりしています。

私がやってきたpolcaについては個人的にnoteを書いているので、今回は、polcaと私の人生について書こうと思う。

小さい頃から、私はいろいろなものを諦めてきた。

母はシングルマザーで、両親は私が小学校二年生の時に離婚した。
母の稼ぎは悪くはなかったから、普通に一人の親が働いている家庭とそこまで変わらなかっただろう。むしろ父がいた時の方が、金銭的に余裕がなかった。
だけど、精神的に余裕がなくなり、将来の不安に駆られている母を刺激しないように、私はいろいろなものを諦めていた。

本当は年長の頃フィギアスケートをやりたかったし、本当はあの子が持っていたゲームが私も欲しかった。本当は好きな本を家に置いておきたかったし、本当はもっと、いろいろなところへ行きたかった。
小さいものから大きいものまで、欲望をすべて隠してしまった。

元々、欲求は薄かったのだと思う。それを隠して、捨ててしまえるほど。
だけど、それらを全て飲み込んでいるうちに、いつの間にか、何かをやろうすること、欲しいと思うことがなくなっていた。

polcaを始めたのは、アメリカに来て1年ほどたった頃だった。
たまたま家入さんをフォローしていた私は、polcaの誕生をその日のうちに知って、恐らく1日と空けずに始めの企画を立てた。
「おもしろそうだから、ちょっとやってみるか」という軽い気持ちが、文字通り私の世界を変えた。

当時polcaをやっていた人ならわかるだろうけど、最初の数日はどんな企画にもすぐお金が集まった。
私が始めた企画にもすぐさま支援が来た。
身体の奥底から、何かが湧き上がってくるのを感じた。

すぐに次の企画を立てて、10万円を集めた。たくさんの人が、私の周りにいて、「おめでとう」と「がんばって」をくれた。
夜だったか朝だったかは覚えていないけど、学校に行く前、バスの中で泣きそうになったことだけは、今でも覚えている。

湧き上がってきたのは、忘れていたはずの『やりたい』だった。

『やりたい』がなくなって、私は確かに生きやすくなったけれど、同時に死にやすくもなっていた。執着と欲求のなさは、アイデンティティの喪失の危機でもあった。

高校を辞めてアメリカに飛んでいた私は、環境が変わっても一向に沸き上がらない欲望に焦れていたし、絶望もしていた。1年も経って、何も変わらなかった。
確かに、アメリカに留学していることで母親に経済的負担を強いていたから、欲しいものを言い難い状況は日本にいた時と変わらなかった。
だけど、それでも、1年だ。1年もあった。それでも、何も変わらないなんて。

絶望していた時に、polcaが現れた。

私はpolcaでMacBookを手に入れ、ハワイに旅行をした。
ふと湧き上がった『やりたい』を叶えることで、少しだけでも、自分の『やりたい』が戻ってきたのを感じた。温かい人たちが、周りにいた。勝手に受け入れられている気になった。
私は確かに、polcaに救われた。

きっと、たくさんいると思う、私みたいな人。
やりたいことをやれなくて、アイデンティティを失いかけている人。
自信がなくなっていた私の心が、確かにpolcaで救われたように、きっとpolcaは他の人の心も救う。

polcaをやっていると、何か凄いことをしなくてはいけないような気がしてくる。
高校の文化祭にスポンサーをつけた子とか、たくさんの支援をもらって事業をしている子とか、たくさんではなくても確かにいる。

かく言う私も、『高校をやめてアメリカの大学に進学』とか『polcaで数十万支援をもらっている』とか、そういう事実だけを並べれば、初めの一歩を生み出したい誰かのプレッシャーになってしまうのかもしれない。

だけど、だからこそ言う。
polcaで支援を集めるのに、特別である必要はない。
すごく危機的状況に陥る必要もなければ、何か凄いことをしないといけないわけでもない。
polcaは、『やりたい』ことをやるのにお金が足りない時、ちょっとだけ支援してもらってやりたいことを叶えるサービスだ。

MacBookを支援してもらった当時、私の周りには色々な人がいた。その中にはきっと、『どこか凄い私』を望んでいる人もいただろう。
だけど私は全然すごい人間じゃないし、メンタルもゴミみたいなもので、弱音を吐くことだって多い。

それでも、ずっと見守っていてくれる人がいる。
私が弱いことを知っている人たちは、私に”すごい”を求めない。私が弱音を吐いても、失敗をしても、見守ってくれて、私が何か『やりたい』と声をあげると、支援をしてくれたり、アドバイスをくれたりする。

そういう人がいるということは私の財産だし、きっと、そういう人たちの存在は、お金がなめらかに廻る世界の先駆けになる。

だから、polcaを始めよう。
『やりたい』の声を上げよう。
『やりたい』にやさしさを届けよう。

なめらかにお金が廻る世界は、世界の隅々まで浸透するやさしさで、今まで潰されてきた人たちを掬い上げるから

・・・

今回寄稿いただいたnanaさんをもっと知りたい方はこちら!

polcaにも挑戦中!

P.S.
polca 事業部では、polcaに共感し、「やさしさ」をまわす世界を創るために奮闘するメンバーを随時募集しております。


サポートで集まったお金はpolcaで立ち上がった企画への支援に利用させていただきます。